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#オススメしたい一冊:サトウ編

みなさんごきげんよう、サトウです。
車のブレーキランプが切れていたので自分で交換してみました。何でも自分でやってみるってのは楽しいもので、嬉しいもので。はい。


リレーテーマ、おすすめの一冊ですね。


子供の頃のサトウ。
図書館には大変お世話になっておりました。
自分達の背丈よりも高い本棚には見た事のない本がぎっしり。その棚は等間隔に並び、時に縦列と横列が切り替わり、それはそれは身を潜めるにはもってこいなのです。

また、サトウが通っていた小学校の図書館は総絨毯張りで、匍匐前進がしやすいのなんのって。

そうです。見た事のない本は見る事の無い本。私にとって図書館とは退出を求められない程度に仲間と戦争ごっこをする戦場だったのです。


時は経ち、戦場に平和が訪れる事なく中学校に進級。
そしたらどうでしょう。朝の学活で本を読めと言うではありませんか。幼き頃から戦場に出ていたサトウですから、活字なんて馴染みがありません。困ったサトウは2つ上の姉に『本を読む必要がある故、何か無いだろうか』と相談を持ちかけ『ほらよ』と渡されたのが今回ご紹介するおすすめの一冊。


東京困惑日記 / 原田宗典

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活字とは友好関係にないサトウですから、困惑日記を受け取った日に内容をサラーっと流し見する事もなく翌朝の学活本番へ。姉の思惑通り、シンとした教室で一人ゲラゲラと笑い声を上げてしまい担任教員から咎められたのでした。


小難しい事は一切書いておりません。何と言いましょう。くだらなくて為にならい内容の本です。

しかしどうにも定期的に読みたくなるんですよね。『東京困惑日記を読もう。』って日がいきなり来るんです。


サトウが気に入っているのは原田さんの言葉のチョイス。影響されやすいサトウは作中に出てくるお気に入りの言葉を自分でも使い今日に至ります。時に人から言葉のチョイスがおかしいと言われようがもう今更治りません。長年使ってる言葉ですから、今ではそれが私の言葉となり私を作っているのでしょう。

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大学に進学してもベトナムに行ってもいつも連れ回した東京困惑日記。物を無くすの代名詞サトウですから、無くしては買って、買っては見つかってを繰り返し、どこかに何冊かあるはずです。

次に読みたくなる頃この二冊は残っているのでしょうか。何冊あろうが一緒に置いてありますから、無くなる時は二冊とも無くなるのがいつものパターンですからね。


以上、サトウのおすすめの一冊。
東京困惑日記でした。ごきげんよう。


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