【HSP】「なんか苦手な人」を避ける方法

この人といると、疲れるしなんか苦手。
でも、避けるなんて事は
逆の立場になったら傷付くし、出来ないなぁ。

と思った事がある人へ。

自分から遠ざけられたなら、
楽になるって分かっていてもできない。

今回は、そんな生きづらさを
感じている人へ向けて。

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「なんか苦手」の正体とは?

まず、利己的という言葉を使って、
(本来の言葉の意味とはずれますが)
苦手という感情の理由を紐解いていきましょう。

利己的とは、
「己(おのれ)」の「利益」と説きます。
すごく良い言い方をすれば、自分を想っている。
とても人間らしい姿ではあります。

その利己的の「己」の部分には、
自分以外の、取り巻く環境も入ると思っています。

家族、友達や同僚、恋人、ペットや趣味を入れる人もいます。

要するにそれが、愛することが出来ている範囲。
自分以外が多い人ほど多くの人、モノに愛を注いでいます。

そして、自分しか愛せない
言い方が悪いですが、注げる愛が少ない人に
無自覚に愛を搾取され、補充されてしまいます。

その量はどんどん増していき、
いつのまにか「己」から自分が消えてしまいます。

なぜなら、その人に奪われた分の愛は、
自分に向けるはずの愛から削られていくからです。

その行動は「自己中心的」と嫌われやすいとされます。

そうなると先程申し上げた通り、
愛を搾取され、一緒にいて疲弊してしまいます。

さらに厄介なのが、
あなた自身を傷付けないけれど、
自分の利益の為ならば、あなたの「己」に値するものを傷つけてもよい

という考え方の人です。

じわじわと間接的に愛を奪いに来るため、
気付かずそのまま放置しておくと、
自尊心のカケラすらなかった…となりかねません。

これが、「なんか苦手」の正体。
手遅れになってしまう前に、離れるのが一番です。

それでも、人を嫌えなくて
「なんか苦手」という理由だけでは離れる事ができない人へ。

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「価値観の違い」でうまく距離をとる

自分の「己」には何を入れているのか、
また、相手の「己」には何が入っているのか、
箇条書きにし、一度見える化してみるいいでしょう。

そこに何が入るかが、その人の「価値観」になります。
それが合致するのが、価値観が合う人です。
逆に、その数と内容があまりにも一致しなければ、
価値観が合わない人になります。

「なんか苦手」な人は当然「価値観の違い」が出てきます。
それを理由にして離れちゃえばいいんです。

一緒にいると自分と相手の価値観がぶつかり合います。
もしくはどちらかが我慢してしまうかもしれません。
しかし、のちにその我慢は限界に達し、衝突します。

その人にはその人の価値観がある。
その価値観を守ってあげるために
離れていくのも、大事だと思いませんか?

自分自身、つまりあなたを傷付けてくる人は
明らかに敵なので「嫌い」な人になりますが、
「なんか苦手」な人は理由が明確にならない限り、
なかなか簡単に嫌えません。

この「価値観の違い」という考え方で
上手く自分を守り、少しでも生きやすくなりますように。

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