3303号室

令和3年、3月3日、3の数字が揃う日。
今日も特別な日にならなかった。
(6が揃う時、関暁夫の大量発生を期待しています。)

あと1年で、名古屋の老舗ライブハウス、
アポロベイスが閉店するという。

理由は建物の老朽化。
(だけじゃないんだろうな。)

大体の好きなバンドたちの
ツアーの名古屋の会場は、

クラブロックンロールから
2年後にアポロベイス、
その1年後はダイアモンドホールへ。
最後はZeppツアーに。

黄金のルートだった。

正直、この箱は
柱が邪魔で全くみれなかったり、
ステージ前のフロアでモッシュして手すりで後頭部を強打したり、
終演後の物販列と帰宅列が混同して戸惑ったり、
荷物のクロークの置き場が雑だったり、
楽屋の内装がやたら豪華でシャンデリアが配置されてて意味不明だったり、

行った回数も多いぶん、本当に思い出が多い。

カラスは真っ白と、緑黄色社会に出会ったのは
この箱だったなと思い出しつつ、

まだ、アポロシアターと言ってしまう癖が抜けないうちに、消えてしまうなんて。

また、時代に置いてかれてしまう。
あの頃はよかった、なんて言い出すんだろうな。

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