どこにお願いすればいいんだろう?①

家作りが始まりました。が、どこにどうお願いすればいいのか。調べると、土地があり2世帯となると、「注文住宅」というジャンルになるそうです。偏見ですが、注文住宅なんて、お金持ちの家だと思っていました。現に周りで注文住宅を建てた人はなかなかいません。

調べたところ、大まかに分けると、「ハウスメーカー」「地域の工務店」「設計事務所」の選択肢があるようです。前提条件として、僕は「職人」「日本の伝統工法」などの言葉にときめきます。そしてケチです。よって、当初から「地域の工務店が良いな」とぼんやり思ってはいたものの、色々な角度から探してみることにしました。


①資料請求

 ネットを見て、カッコいいと思った大手ハウスメーカーに資料請求しました。とある休日の昼間、家のインターホンが鳴る。誰かと思ったらその大手ハウスメーカーの営業さん。資料の到着よりも早い来訪にビビりました。ちなみにその方は相模原市の店舗の方。うちは大和市。駅で言うと乗り換えも必要だし、フラッと立ち寄れる距離間ではないです。資料請求をしているので、向こうからしたらこっちの住所を把握しているのは当然ですけど。目的外使用?その後もちょくちょく来訪。この熱意に心動かされる人もいるのでしょうか?失礼ながら僕は引いてしまいました。


②住宅展示場

 おそらく多くの人が思い浮かぶと思います。しかも(?)、ネットで事前予約すればクオカードがもらえたりします。一般的にはここでの家の佇まい、営業さんの雰囲気で決める人が多いそうです。ひねくれ者の僕は「どこの誰かもわからない人に配ったクオカード代も、自分の家の建設費に含まれるんだろうなぁ」と思うと、頼みたいという気持ちが湧きませんでした。


③工務店の社長が書いた本

 図書館で住宅系の本が陳列されている棚を見ると、街の工務店の社長さんが書いた本というのが結構多いです。また、地域密着系の工務店だと、大抵、対応可能な地域を限定しています。一番初めに借りた本に心動かされ、著者の工務店をググってみると、なんと、実家が「奇跡的に」対象エリアに含まれているではないか。テンションが上がりました。が、その後何冊か借りると、「奇跡」が頻発します。後々気付きましたが、誰でも図書館へ寄贈ができるので、社長さんたちは周辺の図書館には当然寄贈しているのかもしれません。展示場やCMの機会のない街の工務店はこんな方法で宣伝しているのかと、勉強になりました。因みに、実際に工務店を訪れると、本を出版するくらい熱意を持った方が多く、その熱意に共感できるのであれば、良い選択肢になると思います。

長くなったので、次回に続きます。

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