◆松岡和子訳『ウィンザーの陽気な女房たち シェイクスピア全集』ちくま文庫

こんばんは。

1人シェイクスピア月間半分を過ぎようとしていて、11作目少しスピードを上げねば…と少し鼻息荒くなっています。

近くの書店になく、こないだ訪れた品揃えの良かったお気に入りの本屋さんへ。大抵は左から右へと並んでいるのですが右から左へと刊が並んでいることもどこか楽しく、慣れた手つきで9、10刊をレジへ。見晴らしのいいカフェで本を開けるとカバーのそでの部分が15ページ目に挟まれており………、誰か読みかけていたのかしら…。と思いながら、1人ニヤりとしながら読み始めた、『ウィンザーの陽気な女房たち』。

仲の良い2組の夫婦が織りなす喜劇は、シェイクスピア定番の勘違いが行き来する設定。でも、この定番、中々に構想を練るのは頭の中でややこしくなりそうで、シェイクスピアってやっぱりすごいなぁと面白いと並行しながら感じ入っていました。

遠い国の遠い時代のお話ですが、今の時代の日本でも置き換えた状況が充分に目に浮かびそうな身近さを感じさせる短く楽しいお話でした。

今夜も良い時間をお過ごしください。

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