コーチングTips④伝え方を変えてみる(YOU/I/WEメッセージ)
相手にメッセージを伝えるときに、気をつけている事ってありますか?
伝え方次第で、相手の気分が落ち込んだり、ワクワしたり、やる気になったり、、、
伝える側がちょっとした言い方を変える事で、相手に変化を起こすことができるのです。
YOUメッセージ・Iメッセージ・WEメッセージを使い分けてみよう
例えば、相手がいつも職場に早く来てくれている時、
「〇〇さんは、いつも早く来ていますね」
相手を主語にして伝えるメッセージをYOUメッセージといいます。
どんな印象ですか?相手は部下であれば事実を伝えているので、問題ないかと思います。
これが目上の人に対して伝えるとしたらどうでしょう?
なんだか上から目線で評価されているように聞こえませんか?
人によっては不快感を与えるかもしれません。
そんな時、こんな言い方もあります。
「〇〇さんは、いつも早く来ていますね。私は嬉しいです。」
自分を主語にして伝えるメッセージをIメッセージといいます。
私はこう思っている。相手に対して、あなたを見ているよという存在承認になるのです。
そして、気持ちをストレートに言われたら、相手はどんな気持ちになるでしょうか?
存在を受け入れてもらえたような満足感や自己肯定感をもち、もっと頑張ろうかなと思ってしまいます。
褒めるのは苦手?いや、褒めるのではなく、自分の気持ちを相手に伝えるのです。
さらにこんな言い方もあります。
「○〇さんは、いつも早く来ていますね。私たちはとても感謝しています。」
私たちを主語にして伝えるメッセージをWEメッセージといいます。
どうでしょう!こんな言葉をダイレクトに伝えてもらったら、どんな気持ちになりますか?
存在が認められモチベーションが上がるのはもちろんのこと、チームとしての一体感も増し、関係性爆上がりではないでしょうか。
ちょっとしたメッセージの伝え方次第で、相手に与える印象や行動も大きく変化するのです。
日頃から意識的に、IメッセージやWEメッセージを使ってみてください。