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コンフォートゾーンから一歩踏み出すことで成長を実感する

長年同じ環境で同じ仲間たちと働く生活を続けていると、あまりに心地よくて、自分の変化を感じなくなっていることがあります。特に努力することなく当たり前な日々を過ごし、快適ではあるけれど、もはやそこには刺激や成長を実感する事がなくなっているのです。

成長や変化をするためには、3つの心理的領域があると言われています。
今自分がどの領域にいるのか?何を安心と感じているのか?成長の機会はあるか?成長するためには、今自分はどの領域(ゾーン)にいるのかを知る必要があります。

<成長の3つの心理的領域>


コンフォートゾーン


慣れ親しんで安心感があり、ストレスや不安を感じずに居心地がいいと感じる心理的な安全領域のことで、最も自分らしくいられるかもしれません。自分にとって先が読めるコンフォートゾーン内では、安全安心な日々を送れるのです。
ただ長くそこにいると、人はぬるま湯につかりすぎた「ゆでガエル」状態になる危険性もあります。
まわりの変化にも気づかず、自分を変える事なく、成長機会を逃してしまうかもしれません。
また未知の領域に踏み出すことに不安や恐れを持つようになり、同じことを繰り返し、新たなチャレンジをしなくなり、成長が停滞する恐れもあります。

コンフォートゾーンにいる事は悪いことではありません。
今までだったら、会社に入って真面目に働いていたら、管理職になり、給与も上がり、順調にキャリアを重ねて定年を迎える事が出来たかもしれません。
しかし変化が激しく予測不可能な時代において、自ら学び行動をおこさないと何も変わる事はありません。
同じことを繰り返す安心なこの領域は「変化」もなければ「成長」することもできないのです。
コンフォートゾーンにいる自分に気づき、自分自身をアップデートすることが必要です。


ラーニングゾーン

コンフォートゾーンを一歩踏みだし、新たなことにチャレンジする領域です。能力やスキルを伸ばすために必要な状態で、少しのストレスや不安を感じることがありますが、成長のきっかけになります。
新しい仕事を任されたり、初めてのチャレンジをしたり、ちょっと不安やストレスを感じるラーニングゾーンに身を置くことが成長のためには重要とされています。
勇気を出して一歩踏み出すことで、自分にとって成長や変化のきっかけを起こすことができるのです。

パニックゾーン


過度なストレスや恐怖を感じ、能力を伸ばす前に問題を生じる事があります。ストレスや負荷が強すぎて、仕事を抱えこみすぎたり、スキルや知識が明らかに足りない状況に陥ったりするとパニックゾーンに入ってしまいます。人によっては心身に支障をきたしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

自分が今どのゾーンにいるのか?
コンフォートゾーンでマンネリ化した刺激のない環境にいるのであれば、抜け出す方法があります。
ぜひご自身に問いかけてみてください。

・緊張感や新鮮な発見があるか?
・自分が将来的にどうなりたいのか?
・不安や恐怖心をコントロールするには何が必要か?
・たどりつきたい未来をイメージできるか?
・小さなゴールを設定しているか?
・定期的に変化の範囲を調整しているか?
・失敗もポジティブにとらえているか?

こういった問いかけを自分自身にしたときに、どんな感情が沸き起こりますか?
生き生きと充実した人生を送るためにも、定期的に自分自身を振り返ってみてください。

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