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外国人労働者が教えてくれた、日本という国の魅力的な「働く」とは

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

今日は外国人労働者から気づかされた「日本の良さ」について書きます。

現在の日本は、外国人労働者なしでは立ち行かないくらい海外からの労働者に頼っています。
ただ一方で、外国人の技能実習において、受け入れ先では目を覆いたくなるような対応をしているニュースも出ていたり、同じ日本人として
恥ずかしくなるようなケースも見かけます。そんな中にも関わらず、外国の方々は今なおたくさん日本にきて働こうとしてくださっています。

一昔前なら日本の賃金は他国に比べて高いこともあって人気でしたが、今や諸外国に押されており、OECDのデータではお隣の韓国より下位に位置しています。
もうすでに賃金のメリットは薄れてきていますが、それでも日本を目指して働いてくれる理由があるのです。

この間、介護業界で働くベトナムの方が、ドイツや韓国という選択肢がある中、
わざわざ賃金の低い日本を選択した理由を聞いてハッとさせられました。

この日本で、「働き方」を学びたいそうです。

日本人は几帳面で細かく、よく気が付き、サービスのクオリティが高い。
だから、労働を通じての学びが深いというコメントをされていました。

日本にいるとわかりにくいですが、日本のサービスは圧倒的にクオリティが高いということに気づきます。
海外出張や旅行に行かれたことがある方は、現地で十二分に実感されていると思います。

ただの出稼ぎではなく、労働を通じて学びを得るという観点から依然人気がある。
そういった意味で、日本で「働く」ということはまだまだ価値があるようです。

確かに言われてみれば、日本のDXが進まない要因の一つに、ITスキルを持つ人材の不足が上げられたりしています。
それもそうですが、実際のところ日本人が勤勉で優秀すぎるため、ITを導入するより、人を配置しておくほうが格段に安いという話もあるくらいです。

日本は今や国際競争からズルズルとおいてけぼりをくらっていることは周知の事実ではありますが、
まだまだ誇れる資産があるということに気付かさせてもらいました。

これからの日本は人口減少によって、経済規模の減少が予想されており、ますます国際競争力という指標においては厳しい時代を迎えます。
それでも、このような温かい資産もあるわけです。

みなさんの働き方も、実は国際的にみればまだまだ価値の高いものだとすると、なんだか元気が出てきませんか?

暗いニュースばかり流すのではなく、こういった良いところにもフォーカスして気分よく働いていきたいものですね!

また来週お目にかかりたく思います。

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