見出し画像

類友は敵か味方か。今の時代を生き抜くために必要なこと

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

先日Togetterで拝見した内容です。

スクリーンショット 2022-02-25 12.50.37

出典元 https://togetter.com/li/1849884

まさにこれ、私も覚えがある内容でした。

過去、昇進の打診があったけど私も断ったことがあります。
理由は面倒が増える気がしたのと、当時はまだまだプレイヤーとして走り回っていたいこともあり、お断りしました。

以前、漫画「会長・島耕作」の中でも同じような内容が描かれていました。

島耕作率いる「テコット」が農業事業に進出する足掛かりとして発足した「テコファーム」に、
ドローンによる薬物散布を発案した浜崎という人物がいました。
この浜崎「ちょっと目を離すと釣りに行ったりドローンで遊んでるんです」と言われるような、
直属の上司からの評価は芳しくなさそうな人でした。

しかし一方では部下からの信頼が厚く、アイデアマン。
決して遊んでいるわけではなく、いろんな研究をしてましたが上司は理解できませんでした。
テコファームの代表が定年を迎えるにあたって、島耕作が浜崎のポテンシャルに気付き、テコファームの後任社長の座を浜崎に打診しましたが、あっさりと断られてしまいます。

「アイデアを考えたりするのは好きですが、人の上に立つのは苦手です」と。
島耕作は最後に、
「人間はのびのびとした空間にいるから自由な発想ができるのだろう。社長にしてしまうと、彼の良さが損なわれる」
と諦めるシーンで締め括られています。

この内容は、2016年に発刊されたコミックスに掲載されていました。
この時は何気なく読んでいましたが、まさかこの行動が懲戒処分に?!なんて話があることに驚きました。

で、この話をきっかけにちょっと調べてみたくなったことがあります。
それは、昇進は元より、そもそも上昇志向ってどうなんだろうなって。

上昇志向に関する日本の特徴というデータがパーソル総合研究所から出ていました。(2019年のデータ)
現在非管理職である人に管理職になりたいかと聞いたところ、日本はアジア14ヵ国の中で最低というデータでした。
管理職になりたいと思う割合が21.4%、一番高いインドでは86.2%という結果。日本の出世意欲が最も低かったんです。

また勤務先以外での学習や自己啓発についてのデータがありました。
日本では「特に何も行っていない」が 46.3% で、14ヵ国・地域で最も高く、次いで高いオーストラリアと比べて 24.8ポイント も差があり、断トツで自己研鑽していませんでした。

先程の会長・島耕作に出てきた浜崎さんは、出世欲はないけど、自己研鑽はしていました。
しかしデータからわかった今の日本は、そもそも仕事自体にも興味がないようにも捉えられます。

私は昇進には興味ありませんでしたが、仕事は好きでした。
営業でも採用でも、時々感動できる事象に出会えたから。自分で言うのもなんですが、自己研鑽もしていたと思います。
でもそうさせてくれたのは、職場で出会った素敵な仲間たちが同じように楽しく仕事をして、好きなことに没頭して
自己研鑽していたからだと思います。類は友を呼ぶというのは本当だと実感しました。

私の経験から言えることは、昇進するしないに関わらず自己研鑽は必ず必要だということ。
データから言えば、周りには自己研鑽しない人がたくさんいます。知らず知らずのうちに同調してしまう危うさを感じます。

今の時代、会社がどうなるかなんてわかりません。
昇進する、しないは関係なく、自己研鑽しなければ転職する先がない可能性があります。
明日、会社がなくなっても食べていけるくらいのレベルにはなっておく必要があり、そのためには周りに流されることなく自己研鑽に励む必要がある。

これを読んで思うところがある方は、ぜひ自分に少しでも負荷をかけて、より良い未来を作ってほしいと思います。

また来週お目にかかりたく思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?