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内定者研修を4日で辞めた私だから伝えたい「社会人へのお願い事」

Amuletの迫頭です。
いつも読んで頂きありがとうございます。

前回はキムワイプに学んだボキャブラリーの増やし方について書きました。
キムワイプは採用現場で得た知識ですが、それに限らずどんな時でも心構え一つで得るものがあるという気づきのあるお話です。
まだ読んでない方は是非こちらをどーぞ!
https://note.com/_amulet/n/n01b5178084a0

今回は、私の内定者研修時代の話を書きます。
多くの企業で内定者研修や懇親会が始まる季節ですね。

実は私、内定者研修4日目で内定を辞退してしまいました。しかも、卒業まではあと3ヶ月。4年生の12月のことでした。
2003年入社だったので、就職氷河期と言われていた時代によくもそんな思い切ったことをしたなと改めて思います。笑

今日はその時どういうことを考えていたか、そして、それを受けて今、どう感じているかをお話したいと思います。

私が内定を頂いた会社はアパレルの上場企業で、おそらく日本人なら誰でも知ってる会社です。

内定をもらうまで、筆記試験と5回の面接がありました。選考中の店舗訪問も入れると結構な接触回数があり、当時の自分としてはしっかりと情報収集していたと思います。

しかし、選考時の努力も虚しく、入社前研修で内定辞退を決断するに至ります。

研修は店舗での実地で行われました。
あくまでも研修でしたので、時給も発生しないタダ働きというおまけつき。。w

研修当日、マネージャーさんから1番初めに言われた言葉は
「しごくからな!」
です。笑

当時は今と違って買い手市場でした。昭和感が漂う、厳しく教育するみたいな風潮がまだまだ残っていた時代です。
きっとこのマネージャーさん自身も、厳しく鍛えられたんでしょう。
いきなり長時間労働を強要され、のっけからかましとこうって感じがすごかったです、、

そんな研修3日目。あることに気づきました。
その店舗では、アルバイトさん含めて楽しそうに働いている人がいなかったんです。

僕が店舗訪問した時と 、明らかに雰囲気が違う、、
今思うと、選考途中訪問した時の空気感は作られたモノだったんでしょうね、、

そしてついに4日目。マネージャーさんと口論になり、その場で辞めると伝えてしまい辞退が完了しました。笑

その後各方面からいろんな電話がかかってきました。
人事の方、店舗のマネージャーさんや先輩社員さん、などなど。

色んなことを言われましたが、人事の方も先輩社員さんも一同に「あのマネージャー、ちょっとキツいところがありまして、、」って
言ってました。今でいう「上司ガチャ」でハズレを引いたパターンですかねw

即刻辞めるのはどうかなと思いますけど、
直感的に「この会社無理。。」って思ってしまいました。

社会人になる前からこんな感じだったので、「働く」ってただただ耐えるものなんだと思ってました。

その後、運良く仕事が楽しいって思える環境や人に出合い、日々楽しく「働く」っことができています。
もしそういう出合いがなければ、きっと今このブログを書いていることもなかっただろうなと思います、、

そんな経験をした私が言いたいことは、これから社会に出る若者たちに、

「仕事・社会人っておもしろい」

って思ってもらえるように取り組んでほしいんです。
働くって、もっとおもしろいもんだと若者たちには知ってもらいたいんです。

会社によっては教育方針なども含めていろいろの事情があるでしょう。
私自身、約20年社会人をやってきたので仕事の厳しさや企業ごとの環境の違いも
少なからず理解しております。でも、入り口で面白くないって思わせるような取り組みはやめてほしい。
働くって楽しいもんだよって、先に社会に出ている私たちから示したい。そういう世の中になることを、切に願っています。

次もまた、内定辞退について書きます。と言っても、今回とは違って私が人事をしていた時のお話です。
過去、一度だけ内定承諾後に辞退した方がいらっしゃいました。その時のお話を書こうと思います。
お楽しみに。

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