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SESのサービスについて「第9話」

こんにちは。Amuletの迫頭です。

あ、ありがとうございます〜、
今、ネットスケープナビゲーターの画面をいただきました!
こんなもんなんぼあってもいいですからね。
※世代がバレますねw

先週、8月にSESのマッチングサイトをローンチすると書きましたが、諸事情あって延期になりました。もう一度魂入れ直すのでお待ちください。ということで、今週はなぜそんなモンを作ろうと思ったかを書いていきます。

Amuletを起業する以前は、SIer、ソフトハウス、スタートアップ、外資系ITプロバイダーと様々な規模の会社で15年勤めてきました。
SIer、ソフトハウスと渡り歩いた後に、ソフトハウスの営業の教科書という書籍を執筆しています。たくさんいらっしゃる業界の営業さんの中でSESについては熟知していると思います。
その経験の中で、思うところがあって今回のプロジェクトを立ち上げました。

IT業界は凄まじい勢いでテクノロジーが進化していますが、SES業界はあまり変化していません。
SESの仕事・エンジニアの探し方についても昔からほとんど変わっていません。
クライアント側で言えば、購買担当者が既存のパートナーさんや営業で売り込みのあるところくらいの接点の中からアサイン先を探す。他の選択肢はほとんど持っていない状態。
パートナー側で言えば、今あるネットワークの中で仕事を探しますが、そこに仕事がなければアサインができず浮いていることもしばしば。
当然、クライアント、パートナーとも各社によって誤差はあると思いますが、「選択肢が狭い」ことが、大きな課題だと思っています。

クライアント側も同様にいないなら、どこからでもいいので探してねということで、同様に商流が深くなります。

単金が上がらなければ、エンジニアの給与も上がらない。現場で働くエンジニアさんが割りを食うこともしばしばある。このスパイラルをたくさん見てきました。
いろんな会社で課題は様々だと思いますし、すべてが当てはまるとは思いませんが、アサインを見つける方法に選択肢があれば、この業界に一石投じることができると思いサイトを作っています。
案件・エンジニアを選べるようになれば、無理やり商流に乗っからなくてもよくなる。中間マージンも省ける。非常にシンプルなことだけど、コスト・時間・商流を開放でき、アサインが効率化できると考えました。

SESの営業さんにこのお話をした時、反応は様々でした。仕事がなくなると言う人もいたし、これをきっかけに新規クライアントの獲得に乗り出し、攻めに転じるという人もいました。使い方は様々ですが、そろそろ21世紀のテクノロジーが溢れた時代に「第3の選択肢」があってもよいのではないでしょうか?
それが私が考えた答えです。

私たちの社名「Amulet」は「御守り」という意味です。アサインに困っているヒエラルキーから抜け出せない企業の「御守り」になりたい。それが私たちがこのサイトを作る理由です。
ローンチまでもう少し時間がかかりますが、良いモノにしますので待っていてください。

構想はあって着手していますが、カタチにするのに時間がかかっています。もうしばらくお時間を頂戴したく思います。

来週からは改めて、「採用を科学する?」を書いていこうと思います。
アフターコロナの採用について、最近読んだ記事や色々な方との会話の中からの気づきを踏まえ、私自身の見解をお伝えしていきます。売り手市場が緩和して採用がラクになると思ってる方がいれば是非読んでみてください。
来週もお楽しみに。

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