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「採用を科学する?」ド素人が引き起こした、無計画な新卒採用の悲惨な末路 第21話




おはようございます。Amuletの迫頭です。


あ、ありがとうございます〜。
今、月の土地を頂きました〜。
こんなん、なんぼあってもいいいですからね!
※贈り物にどーぞ!
https://www.lunarembassy.jp/osusume/osusume



前回はSES企業が受託開発を始める時の心得を書きました。
経営者、技術、営業、各々の立場でどう考えるべきか、
ノウハウがない企業様がどうアプローチするかを書いてますので、
ご興味のある方はこちらを読んでみてください。



さて、今回は私が本格的に採用を始めた2015年度採用の失敗について書きます。過去のSNSに恥ずかしい投稿が残っていました。
ド素人が何も考えずに採用を始めるとこうなるという、しくじり先生スタイルでお届けします。

新卒採用の実績がなく、何から始めればいいのかという会社さんもたくさんいらっしゃいますので、参考にして頂けると思います。



私は前職まで新卒採用に携わったことがほとんどありませんでした。でもなぜか、根拠のない自信はあって、当時新卒採用を行っていた役員に直談判しました。採用のお手伝いがしたい、やらせてくださいって。
その結果、見事採用に関わることができました。営業には自信がありましたし、そのノウハウを使えば成功するって安易に考えていたんです。
実際現実はそんなに甘くなくって、根拠のない自信は見事打ち砕かれましたが…


まずは過去のSNSの投稿を見てください。



2014年12月01日の投稿

スクリーンショット 2020-10-10 10.51.09

文面にある
・内定をもらっているがまだ迷ってる人
・留学してて気が付いたら巷の採用が終わってた人
・喋るの下手すぎて内定もらえない人
・能ある鷹は爪隠す的な人

と、4つ少しネガティブに捉えられそうな項目をあげたあと、
・2015年度の採用に関係ある人ならどんな人でもOK
って書いてます。

要は誰でもいいから来てねって書いてしまっているわけです。スクリーンショット 2020-10-10 10.38.03

そして翌日、2014年12月02日の投稿。

結局、この日は誰も来ませんでした。
っていうか、12月1日にあの投稿して、翌日に人が集まると思っていたんでしょうか…
びっくりするくらい甘く考えてたんでしょうね…
そりゃ誰にも来てもらえないはずです。

さて、この経験から学んだことは以下の3つです。
①開始時期
②ペルソナ設計
③媒体の選定

まず、1つ目、開始時期についてです。そもそも2015年度の採用をするのに、2014年12月に実施するってハードルがめちゃ高いわけです。
ほとんどの学生さんが就活を終えていて、応募が期待できない時期に実施しているんですから、そりゃ誰も来ません。

2つ目は、ペルソナの設計です。このころの私は、「ペルソナ」って言葉すら知りませんでした。
釣りで例えると、どんな魚を釣るのか決まっていれば、池なのか川なのか、どんなエサが必要なのかがわかります。
闇雲に釣り糸だけ垂らしていたって釣れるはずありません。
で、ここに紐づくのが3つ目、媒体の選定です。釣りたい魚が決まっているからこそ、どこにその魚がいるか調べられるものですが、
私は自分が就活していた頃に利用していたという理由だけで、契約をしてしまいました…

もうここまで行くと、無計画すぎて言葉も出ません…

上記3つは「母集団形成」をするための項目になります。
いつから活動するのか、どんな人を採用するのか、どこで採用するのか、最低限この3つを抑えていれば、同じ状況にはならないでしょう。
それ以降の工程は、以前3話で書いた会社案内の作成についてを参考にしてみてください。

この2015年度の新卒採用の結果は、この後開催した同様の説明会にご参加いただいた、3名の方の中から1名採用に至りました。ですが、カルチャーフィットせず、入社して1年くらいで退職されました。
安易に採用活動を実施した私のせいです。採用を担当させてくれた会社、入社してくれた方にもご迷惑をおかけし、本当に力不足を痛感しました。



この経験から私は、採用に詳しい人に色々とお話をお伺いしました。それに、HR系のイベントやコミュニティに参加し、情報収集すると共にたくさん勉強することで自分スタイルの採用を確立しました。

採用は人のキャリアに関わる重要な仕事です。失敗から学ぶことはあれど、私のように自分本位な失敗はなくなって欲しいと思っています。

こんな失敗をしている私だからこそ、ノウハウが少ない企業様の気持ちはよくわかります。サポートが必要な企業様がいらっしゃいましたら、お気軽に弊社までご連絡ください。

次回は、営業について書きます。最近、営業マンが仕事探し回ってるみたいですが、残念な方をたくさんお見受けするので、この仕事が減少の中、何をすべきかを書こうと思います。お楽しみに!





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