やっぱり想像することっておもしろい!ココロオドルアイデアを!
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。
今日のネタはこちら。
URL:https://gigazine.net/news/20220322-speed-camera-lottery-sweden/
オーストラリアのメディアが報じている内容で、記事には2010年と書かれていますのでかなり前のものではありますが、
最近また注目を集めているようで記事になっていました。
速度制限を違反したドライバーの罰金を、速度制限内のドライバーが宝くじ方式で受け取れるシステムとのこと。
このシステムはスウェーデンの各都市でテスト実施されていたようです。
道路の中央分離帯に設置された装置が車のスピードを検出して、速度を守る車と、速度を違反する車を識別するようです。そして、速度を守る車は自動的に宝くじ登録されます。
↑ 中央分離帯に置かれた装置
その後、交通当局や政治家がこのアイデアを推進しようとしなかったため、現時点では宝くじシステムは実施されていないそうです。
でも、こういう発想が実践される国って面白いな〜と読んでいました。
このアイデアの面白いところは、
違反者は罰金を徴収されるだけでなく、宝くじの権利から外れるというダブルパンチを喰らうところです。
一方、守っている運転者はいつか宝くじが当たるかもと期待を持ち、安全運転を心がける。
この期間、なんと22%も速度を低下させる効果があったそうです。
やっぱりこの「権利から外れる」ってところがポイントだと思います。
この話を読んで浮かんだアイデアがあります。
日本のマイナンバーカードの普及に「権利から外れる」を利用しては?と思いつきました。
例えば、マイナンバーカードと運転免許、銀行の口座情報を紐づけると、登録した人限定で宝くじが付与され、期間限定で消費税が減税される。
現行のマイナンバーの登録特典は、QR決済の登録でプラスアルファ5000円が付与されるというものですが、
日々の消費税の方が身近なのでお得感があり、トライしようってならないですかね?
現在まだ4割の普及率らしいので、キラーコンテンツが必要だと思った次第です。
ちなみに、マイナンバーにはすでに3000億円が投資されており、この先も予算がつくことになるでしょう。
消費税は1%減税で2兆円の財源が必要ですが、期間限定にしてマイナンバーカードの普及に役立ち、口座情報が紐づいていけば、
コロナ禍にあった10万円給付の際の、数百億円のコスト問題も緩和できたのではと思います。
デジタル庁が推進している「公金受取口座登録制度」も広がっていませんし、複合的に進めてしまうとメリットは十分にあると思います。
https://www.digital.go.jp/policies/posts/account_registration
マイナンバーは負の遺産にならないよう、思い切った策を期待したいですね。
ジャストアイデアではありますが、車の速度違反の仕組みから着想を得て、マイナンバー普及の仕組みを考えてみました。
人が面白いなとか、やらないと損だなって思う仕組みで世の中が良くなってくれたら嬉しいですね。
どこかの天才が面白いアイデア生み出してくれんかな〜とw
また来週お目にかかりたく思います。
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