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キャリアについて考えを深めたい方へ オススメ書籍「転職の思考法」

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

前回は「デキる人の普遍的なスキル」というタイトルで書きました。
取り上げた行動自体は難しくありません。ですが実際やってる人は少ないんです。相手を気持ちよくさせるちょっとしたコツのお話。
まだ読んでない方はこちらからどうぞ!
https://note.com/_amulet/n/n2698caba79ee

今回はオススメの書籍について書きたいと思います。
私が今までいろんな方に一番勧めてきた書籍
「転職の思考法」
です。

タイトルは

「転職の思考法」

北野唯我さんが書かれてる書籍で、すごく売れてるのでご紹介したらすでにご存知ということもありますが、
知らない人からは「あの書籍よかったわ〜」とコメント頂くことが多いです。

まずこの書籍をオススメする理由が「読みやすさ」です。
小説みたくストーリー仕立てになっているので、あっという間に楽しく読めてしまいます。

中身については、転職というタイトルがついているものの決して転職を考えている人だけじゃなく、キャリアについて重要なことが書かれています。

例えば「市場価値」のお話。
会社を変えても、価値のあるスキルをどれだけもっているか?
そのスキルの「賞味期限」はいつまでなのか?
といったことについて言及されています。

近年凄まじいスピードで世の中が変化しています。
そんな時代だからこそ、非常に重要な考え方ですね。

社内の人としか接点がない方には特に有効な気づきだと思います。
業界についての考え方も書かれています。

いくら努力をしても、そもそも「働く産業」を間違えたら給料は絶対にあがらない。
業界や業種によっては努力が報われないケースがあるってことを教えてくれます。

書籍の中に「金融業界の人間が20代で2000万稼ぐ一方、ウエディング業界の人間は30代後半でも200万で働いている」
と対比した表現があります。両者は同じように多忙です。でも、給与には大きな開きができる。
想いを持って働いている方がいるので否定はできませんが、給与を理由に転職する方が多いのも、また事実です。
同じ「働く」なら給与もひとつの選択肢であることを考えさせられます。

また、あとがきにこんなことが書かれています。

すべての働く人が「いつでも転職できる」という交渉カードを持てたとしたら、この国は変わると本気で信じています。と。

私は会社をクビになったことがきっかけでこの考え方に辿り着きました。
「明日会社がなくなっても食べていける自分であろう」と。

そのために日々努力し、スキルを磨き続けてきました。
ですが、これがもし、斜陽産業と呼ばれるところにいたらどうだったんだろうって考えることがあります。
私はたまたまIT業界という伸びしろの多い業界にいたので意識はしていませんでしたが、同じ努力をするなら未来のある業界がいいなって思います。

とはいえ、今は伸びてる業界でも将来的にはどうなるかわかりません。
生涯現役みたいに50年近く仕事をすることも普通になってきました。だからこそ、定期的にご自身の立ち位置(市場価値)を確認し、常に転職できるのか?って
視点を持つといいのではと思います。

コロナ禍で先行き不透明な時代にこそ大切な考え方だと思い、素晴らしい書籍をご紹介しました。
キャリアについて考えを深めたい方には特にオススメです。ぜひ読んでみてください。

次回はワークライフバランスについて書きます。
私が新人の20年前、IT業界にはまったくといっていいほどなかった考え方です。私の経験から思うことを述べます。お楽しみに!

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