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ビールしか勝たん。

初めまして。あいりんと申します。

24歳、女性、4大卒、サービス業勤務。好きな食べ物はいちご、ジャガイモ、チーズ、嫌いな食べ物は牡蠣、柿、その他諸々。好きな酒はビールとワイン。好きな作家は恩田陸。趣味はアイドルオタク、読書、アニメを見ること、音楽を聴くこと、食べること、お酒を飲むこと。(今も左手にハートランドの瓶が控えているのであります。)

そんな私、ごくフツーの一般人女性が、昔から憧れていた”書く”人になれるよう”書く”練習をします。小学生の頃から何度も、小説(らしきもの)を書いてみたり、ブログをやってみたり、”書い”てきた過去はあります。読書の虫とは言わないまでもそれなりに文章を読むことが好きでした。好きな文章や言葉の並びを見つけるとドキドキするし、センスのいい文章を書く男性はセクシーだな、と思います。でも好きな文章に出会うたびに、「ああ私には書けない」と思うのです。でも、その一方で書ける書けないなどと面倒臭いことを考えている自分に嫌気がさすこともあるのです。そんな時は、自分に対して、「ごちゃごちゃ考えている暇があるなら、一度書いてみればいいじゃないか!」と心の中で言ったりもするのです。

そんなこんなで過ごしていると、ある日突然祖母からメールが届いたのです。祖母は末期がんで主治医の先生から何度か余命宣告を受けながら一年以上生き延びているのですが、そんな祖母からなんともない日に送られてきたメールが私の心にはとんでもなく引っかかったのです。

「突然ですが私の父は小説家志望でした暇なとき小説書いてみたら」

小説家志望の男の娘が書いた文章とは思えない、必要な句読点や助詞がここぞとばかりに欠けた文章(祖母はスマホに慣れていないため仕方ないのでしょう)が私の心の奥底に、ギュンっと入ってきたのです。

だからと言ってすぐに何かかけるかといえばそういうものでもないのです。

祖母のメールを受け取ってからかれこれ1週間半が経ちました。(今急いでカレンダーを確認しましたが、思ったよりかは時間が経っていませんでした。)今日はお休みの日で丸一日特に予定もなく、アラームをかけずに10時過ぎに目覚め、自宅でヨガをしてからランチに出かけました。ごく普通にのんびり過ごしていると、大学時代のゼミの教授(当時は准教授だった)から卒業生向けのMLが届いていたのです。そういえば、転職してから報告してなかったな、と思い出しメールを送ることにしました。メールを打っているうちにだんだんと大学生の頃の記憶が蘇ってきたのです。昼に目が覚め気づいたら授業が終わっていた日のこと、急いでいるときに限って狭い道を塞ぐように横並びで歩く観光客のこと、深夜まで練習をして疲れたら牛めしを食べた牛丼屋のこと、そして、同じゼミの男の子のこと…。

彼のことが気になりだしたきっかけはもはや覚えていません。顔が好みだったのかもしれないし、自己紹介で言っていたことが面白かったのかもしれないですが、全く覚えていません。しかし、そんなことはどうだってよくて、なんだか知らないけれど、凄く印象に残っていてずっと記憶の片隅に彼はいたのです。(気持ち悪い)在学中は、一度ゼミの飲み会でビールを浴びるように飲ませ合い終電を逃した以外(それはそれで強烈な記憶ですが)話したことなんてほとんどありません。だって彼は体育会運動部で友達もたくさんいて可愛い彼女もいるキラキラした存在で、私は他大学の文化系サークルで大学に友達なんかほとんどおらず、彼だけでなくゼミの男の子とはほとんど話したことなんてなかったのです。それでもなんだかんだで卒業後も、たまたま知った(そりゃ同じゼミに居たんだからなんかのきっかけで目に入ることくらいあるよね)SNSのアカウントを見たりしていたのです。(気持ち悪い)今日も例にならって彼のアカウント名を検索タブに打ち込み、あアイコン変わってる、などと思いながら知らないアイコンをタップするのです。少しスクロールしてみると、彼の書いたnoteの記事がのリンクが貼られていました。もちろんタップしました。(気持ち悪い)数年前にも彼の記事を読んだ記憶がありますし、その頃も同じようなことを感じた記憶があるのですが、今日も思ったのです。悔しいほど好きな文章だなあ。

そうしてこのnoteというものにたどり着きました。

幸いにも私は多趣味であり、生きていれば常に思考が回っているタイプの人間なので、これからも日々体験したこと、思いついたことをつらつらと連ねていきたいと思っております。

無理やり感のある結論ですが、ここまでくると私の左手にはハートランドではなく、中身が半分ほどになったチャミスルが置いてあるのだから仕方がありません。許してください。明日も仕事なのになあ。

チャミスルに変えたら一気に酔ってきた。やっぱビールしか勝たん。

さて、彼に気づかれないことを願って…


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