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赤ちゃんと柵


第1子が赤ちゃんのときにはやっていたけど、
第4子が赤ちゃんの今はやっていないこととして、

・赤ちゃんがキッチンに入れないようにする柵の設置


がある。


大人はまたいで柵を乗り越えるんだけど、
子どもにはまたげないので、
上の子がキッチンに行けないのは困るということで、
第2子のときまでは設置していたけど、第3子からは設置していない。


で、
設置していない今、どうかというと、

大きな問題はない。


第4子はずりばい中だから、
ずりばいでキッチンに侵入してくるけど、

油がとぶようなときなど、危ないときはおんぶするようにしていて、

それ以外なら、
ずりずり動き回ってもOKにしてる。

できるだけ、料理中は、ちょっと離れたところにいてもらえるように、
おもちゃを渡したりはするんだけど。


じゃあ柵っていらないの?
と言われると、

あった方がいい場合もあると思う。


それは、キッチンが危ないから、というだけではなくて、

柵の中に、
母が自分1人の居場所を作ることができるから。


柵の本来の目的とはずれてるんだけどね。



第1子のときは、
初めての子育てで、
初めて誰かと24時間ずっと一緒にいる生活で、
子どもはとってもかわいいんだけど、
でも1人になりたいと思うこともあって。

夜中も授乳があるから、夜中もずっと赤ちゃんと一緒にいる感覚なんだよね。


特に、
後追いが始まると、
常に追い回されていて、
トイレにもゆっくり行けないし、
とにかく1人にして!って思うことがあった。

そんなとき、
柵の中のキッチンに逃げ込めば、
とりあえず1人の空間に入れたから、
それは私にとっては貴重な場所だった。


柵の前で足止めされた赤ちゃんから自分のことが見えるし、
そういう意味では、全然1人の場所ではないんだけど。

でも、赤ちゃんが入ってこられない自分1人の空間というのは、
ちょっと気持ちを落ち着かせるために、
私にとっては本当に必要だったと思う。

赤ちゃんが見えない場所だと心配だから、
赤ちゃんが見えるけど、1人になれるというのがポイントだと思う。


子ども4人目ともなると、
その辺の、
自分の心のコントロールもだいぶうまくできるようになってきたから、
柵の中の逃げ場がなくても問題ないけど、

初めての子育てをしている人は、
1人になれる場所という意味で、
柵を設置してもいいと思う。


そんな逃げ場所が必要になるぐらい、
誰かと24時間一緒の生活っていうのは、疲れちゃうんだと思う。
自分の赤ちゃんであってもね。


赤ちゃんはかわいいけど、赤ちゃんのことだけを考えるのではなく、
自分の心を保つこともとっても大事だなって思う。
それが赤ちゃんのためにもなるんだと思う。

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