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ストレングスファインダーの資質は武器

ストレングスファインダーって聞いたことありますか?

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社が開発したツールで、34種類の資質の中から自分の才能を知ることができます。
(クリフトンストレングスに名称変更されているようだけど、ストレングスファインダーという言葉の方がまだ多く知られているので、この記事ではストレングスファインダーという言葉で書いていきます)


ストレングスファインダーで定義されている34種類の資質には、下記のようなものがあります。

■実行力に関する資質
アレンジ、回復志向、規律性、公平性、慎重さ、信念、責任感、達成欲、目標志向

■影響力に関する資質
活発性、競争性、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、指令性

■人間関係構築力に関する資質
運命思考、共感性、個別化、親密性、成長促進、調和性、適応性、包含、ポジティブ

■戦略的思考力に関する資質
学習欲、原点思考、収集心、戦略性、着想、内省、分析思考、未来志向

ストレングスファインダーのオンラインテストを受けると、
自分の持っている上位5資質、もしくは、34資質全ての順位を知ることもできます。

ストレングスファインダーは、性格・自己分析ツールではなく、
自分の資質を知り、それを活かすためのツールとして、
企業内でのマネジメントに使用されたりと話題のツールです。


私自身も少し前に受けていたのだけど、
その結果、

私の上位資質TOP5は、
1.調和性
2.慎重さ
3.回復志向
4.親密性
5.分析思考

だった。


診断結果には、詳しい説明もあるんだけど、
簡単な説明だけを抜き取ると、こんな感じ↓↓

1.調和性
調和性という資質を持つ人は、意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。

2.慎重さ 
慎重さという資質を持つ人は、決定や選択を行う時に細心の注意を払います。
あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。

3.回復志向
回復志向という資質を持つ人は、問題を解決するのが大好きです。
どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。

4.親密性
親密性という資質を持つ人は、他人との緊密な関係を楽しみます。
目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。
  
5.分析思考
分析思考という資質を持つ人は、物事の理由と原因を追求します。
状況に影響を与える可能性のあるすべての要素を考慮に入れる能力を備えています。


これを初めて見た印象は、ふーーーーーん。


全く納得感がありませんでした。


自分には、上記のような資質があるとは思えなかったし、
魅力的な資質に思えなかったから。


だから、診断だけして、
そのまましばらく放置してしまってたんだけど。


でもせっかく受けたんだから、もうちょっと自分の資質について学びたいと思い、
ストレングスファインダーのセミナーを受けました。

セミナーで話されていたことで印象的だったことは、
資質はあくまでもツールだということ。



ここからは私の理解なんだけど、
例えば、
ドラクエのようなロールプレイングゲームで使われる武器やツールのようなもの。

武器によって、戦う手段が違う。
ツールによって、できることが違う。


最終的に、向かうゴールは同じだけど、
途中で手に入れた武器やツールによって、進み方が違う。


そんな武器やツールというのが、資質なのかなというのが私の理解。


ロールプレイングゲームと違うのは、
資質というツールは、
冒険の途中で手に入れるものじゃなくて、元々自分が持っているものだということ。

向かうゴールが同じだったとしても、
(もちろんそれも人によって違うんだけど、例えば同じだとして)
持っているツール(資質)が違えば、そこにたどり着くまでの行程は違う。


自分の持っているツール(資質)を知り、
それをうまく活かすことができれば、ゴールにもたどり着きやすいよね、

ということなのかなと思った。


ツールなんだから、
使いたくなければそれを使わなくてもOK。

でも、せっかく持っているんだから、
そのツール(資質)を活かした方が自分にとってもいいはず。


私が持っている資質のNO1は調和性。


調和性とは、
意見の衝突を避ける。異なる意見でも一致する点を探る。
というような資質で、

私自身、周りの人の意見や周りの人の状況なんかを気にしすぎて、疲れてしまうところがあった。

だから、自分にとっては、どちらかというとネガティブな資質に感じていた。


でも、この資質が下位の人は、
周りの人の意見を考慮したりすることが苦手だったりするそう。


自分が自然とできている(できてしまう)ことが、
その資質を持っていない人には、難しく感じてしまうことがある。


そう考えると、
自分の持っている資質がありがたく?かわいらしく?感じられるようになってきた。

そっか、自分にとっては当たり前にできることが、
できない人もいるんだ。と。


自分が持っていない資質(自分の下位資質)を持っている人がうらやましく感じたりもするけど。

例えば、コミュニケーションとかポジティブとか。


でも、
ゲームの例に戻ると、

ハイキックってかっこいいし、うらやましいけど、
自分は足が短いし、ハイキックは苦手。

でも、パンチなら得意。

だから、パンチで戦うぞ!

みたいなイメージで、
自分はハイキックという武器(攻撃手段)を持っていないのなら、
それを練習しようとするよりも、
自分の持っているパンチという武器(攻撃手段)を磨く方が効率的。


自分の持っている資質をより磨き、
それを使いこなせるようになれば、
より強くなれる。

どんな武器にも長所も短所もあるんだから、
どれが良いも悪いもない。


そう思えるようになった。


まだ、自分の上位資質に関して、
深く分析しきれていないのだけど、

上位資質1つ1つに対して、
自分のこれまでの経験から、こういう場面でこの資質を使ってきたなということを思い出しながら、
自分の資質の活かし方を考えていきたいと思う。

せっかく持っているツールなんだから、使いこなしたい!



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