日常生活の中で算数の文章問題をやってみる
長男は小学3年生。
算数では、割り算を習っているところ。
そんな長男と、日常生活の中で算数の勉強をしている。
例えば、
晩ご飯が餃子の日。
ホットプレートで餃子を焼く。全部で40個。
うちは6人家族だけど、末っ子はまだ餃子は食べられないから、5人で食べる。
Q. 餃子40個を5人で食べたい。1人何個ずつ食べられる?
A. 8個
これは簡単。
長男には、もうひとひねり加えた問題。
Q. 餃子40個。大人は1人10個食べたい。残りを子ども3人で食べるなら、子どもは1人何個食べられる?
これは、すんなりとは答えられない。
いわゆる文章問題。
問題を聞いただけではまだまだイメージができず、
わから~~んってなってしまうので、
1つずつ一緒に計算していく。
大人が1人10個なら、2人で何個?
全体の40個から大人の分を引いたら残り何個?
それを子ども3人で割ったら1人何個?
答えは、
A. 6個 あまり2個
実際の生活の中で、数字を使って遊ぶことで、
算数が身近なものになってくれたらいいなと思うし、
問題を出す方も、
子どものレベルに合わせて問題を作らなくちゃいけないから、楽しませてもらってる。
そして、子どもの発想に笑わせてもらうこともある。
例えば、
先日、親戚と一緒にお寿司屋さんに行ったときのこと。
全部食べ終わった後に、ちょっとした問題を出してみた。
みんなが食べたお皿を集めると、4つの山になった。
Q. お皿は全部で何枚ある?
1枚ずつ全部数えるんじゃなくて、できるだけ簡単に数えられるように工夫して数えてみて。
A. 77枚!
どうやって数えたのか聞いてみると、
「2(にー)、4(しー)、6(ろー)、8(はー)、10(とお)って数えた!」
と自信満々!
確かに、1枚ずつ数えてないから、OKだね。
でも、私としてはもうちょっと工夫してほしかった。
そう伝えると、
「わかった! 5(ごー)、10(じゅー)、15(じゅーごー)、20(にじゅー)や!」
う~~ん、それも違う!
お皿は全部同じサイズだから、
4つの山の高さを揃えれば、1つの山のお皿の数を数えたら、同じ高さの残り3つの山のお皿の数も同じなはず。
そう伝えると、
「やってみる!」
「76枚やった!」
あれ~さっきは77枚やったのに、1枚間違ってたやん!
枚数が多いと、数え間違いもしやすくなっちゃうね。
というやり取りをしていた。
自信満々に、
「2(にー)、4(しー)、6(ろー)、8(はー)、10(とお)って数えた!」
って言う姿がかわいかったんだけど。
大人の頭は、凝り固まっていたりするけど、
子どもの発想って無限大∞
そんな子どもの発想も大事にしながら、一緒に成長していきたいと思った。
勉強の話に戻ると、
長男は、算数は嫌いじゃないみたいだけど、
少し複雑な文章問題になると、問題の意味が理解できずに間違えることが多くなってきた。らしい。
(1学期の終わりの担任の先生との面談で指摘された)
文章問題は、国語力。
というか、算数だけに限らず、
どの教科でも国語力は必須。
そして、国語力、読解力を鍛えるには本を読むのがいいと言われる。
でも、長男は、本を読むのは好きなんだけど、
読むのはほぼほぼ漫画。
しかも、絵を流し見するので、セリフもしっかりとは読まないことが多い。
つまり、本を読んでいるんじゃなくて、絵を眺めている感じ。
文字の多い本となると、全然読もうとしない。
以前から、文字の多い本を読まないことが気になってはいたんだけど、
もしかすると、読解力のなさにつながっていくかもしれないと言われるとちょっと心配。
担任の先生によると、
本を読むのが好きじゃない子は、
文章を書く方がいいかもしれないとのこと。
本の中に出てきたセリフを書いたり、
「もしも作文」をしたり。
なんだけど、
長男は文字を書くのは、読むよりももっとキライ。
キライなことを無理やりさせても、余計にキライになるだけだしなぁ。
と、
今は、絵が多めの本を勧めてみたりと試行錯誤中。
日常生活の中で、文章問題を取り入れて楽しんで学びつつ、
本も好きになってくれたらいいな。
すこーーーーしずつ、がんばろう!
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