午前2時43分32秒
好きな曲を歌っていたバンドが、知らないうちにいなくなっていた。
たくさんの言葉を1曲にぎゅうぎゅうに詰め込んで、絞り出すような歌声と前へ前へと焦燥感を駆り立てるリズム、ゲインを効かせたサウンド 詳しいわけではないけれど 間違いなく 彼らの紡ぎだす音楽が好きだった。
「大切なものは失くしてから気付く」というけれど、失くしたことにすら気付けていなかったことがあまりにも寂しかった。
どうしようもなく苦しいときの一曲目は、決まって彼ら tetoの"pain pain pain"を聴