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ヤギのドン君、虹の橋を渡る

2024年1月19日に、ヤギのドン君が天に召されました。
おそらく享年5歳前後。うちに来た時すでに1歳かそこらかだったので大体です。
うちに来てから体格も大きくなって、長生きしてくれるかもと思ってたんですがねえ。
うちに引き取られてきたときに獣医さんに健康診断してもらっており、その時にヤギは大体5年くらいだよ、と言われていたんですが、その通りになりました。
今までかわいがってくれた皆さんありがとうございました!
またご縁があったらヤギ飼いたいと思います。


さて、ヤギが死んだのち、どういう手順になるのか、簡単に書いておこうと思います。
八戸圏域での場合ですので、詳細は各自治体にお問い合わせ、従ってくださいませ。


この辺りでは八戸家畜保健衛生所がこの手のことを引き受けています。
普段は年に一回、どういった家畜を飼っていてどういう環境で育てているのか、書類を提出したりしてます。(2月)

家畜に類されている動物を飼っている場合、死んだ後に解剖などの検査をするように決まっています。
土日はやってないので、持っていく日の平日に保健所に電話して、持ち込む前に連絡をして直接搬入します。
これはBSEとかの家畜感染症で死んだ場合、周囲の畜産農家に広がらないようにするためなので、勝手に埋めたり火葬したりすることはできないんですね。
その代わりといっては変ですが、プロの見識で死因を教えてもらえたりします。


ドン君の場合、おそらくは誤嚥性肺炎であろう、ということでした。
人間も老齢になると嚥下障害で誤嚥性肺炎に、なんて話よく聞きますけど、まったくいっしょです。
ドン君はほかの所見からもおじいちゃんヤギだったようです。飲み水でむせちゃったんでしょう。
そのほか、心臓に肥大が見られ、心臓でうまく体内水分が分散できなくなって肺や腹水が若干たまっていたようです。
心臓はデルンデルンのゼリー状ということで、これも老齢によるものだろうとのことでした。
金曜日に召されて、土日は保健所やってないので月曜日に解剖でしたが、ほかにけがらしいものもないのでおそらく合っているでしょう。
なお、白内障も少し出ていたようです。若い時よりちょっと反応遅いかな、って思ってたら視力落ちてきてたみたいですね。

解剖結果はメールで送ってもらえ、特に拒否しなければ写真も添付でもらえます。


以上でヤギの弔い一式になります。ヤギ飼いたい人の参考になったらよいなと思います。


亡くなる一週間前のドン君 写真はなぜかいつもニッコリ

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