『 ウォールフラワー 』 傷だらけの美しさ
こんばんは、tabeです。
突然ですが、tabeは、コーヒーが好きです。
ただ、最初から好きだったわけではありません。
なんとも言えないあの苦い味に慣れたのは大学生の頃。
高校生の頃は、コーヒー牛乳しか飲めなかった。
今は、毎日飲むほど好きになりました。こんな未来誰が想像したのだろうか。
もう珈琲が嫌いだったあの頃には戻れない。
珈琲と青春、この二つが一緒になることはないんじゃないだろうか。
青春ほど、儚くも美しいものってあるんだろうか。
今日は、若者3人の青春を描いた『ウォールフラワー』をご紹介。
あらすじ
始まったばかりの高校生活は一人ぼっち。
内向的で、定位置は輪の外。作家志望のチャーリーは、今日も一人だった。
ある日のフットボールの試合を一人で観戦していた時、同じクラスを取っている上級生で自由人のパトリックに思い切って話しかける。
その時、一緒にいたのがパトリックの義理の妹サムにも出会う。
人生で初めてのホームパーティー
人生で初めてのマリファナ入りのチョコケーキ
人生で初めての友人、恋。
同性愛の傾向を持つパトリック、美しくも自由奔放なサム、そして心に深い傷と秘密を抱えるチャーリー。3人の若者たちはそれぞれの傷と痛みを抱えながら、悩み、傷つき、前へ進む。
いつの時代も若者の悩みは変わらない。
青春を信じている人々の共感と憧れを激しく刺激する青春物語。
この映画は本当にオススメです。
若者の悩みはいつの時代も変わらない。恋愛、友情、自身のこと。
そんなたくさんの人々が集まる場所、学校。
その中で友情を育み、恋をして成長していく。
これはそんな単なる青春映画ではありません。
マジョリティーには馴染めなかった「はみ出しものの青春」
瑞々しく、ほんのり甘くて、酸っぱい時期。
もしかしたら、私たちの中にもそんな記憶が眠っているかもしれません。
形は違えど、刻んだ時は同じです。
まだ青春真っ只中の人もいるかもしれない。
そんな人に言いたいのは、「出口はすぐそこにあるよ」と。
今が辛い人は、「大丈夫だよ」と。
出口のないトンネルはありません。青春は一瞬で過ぎていくものです。
だからこそ、儚く美しい。
夜は必ず明けます。世界がどうなろうが私たちには関係なく。
時間は、とても残酷なものです。
夢を見るものからは希望を奪い、明日を信じるものからは愛を奪う。
けれど、そんな時間がくれたものが一番素敵だったりする。