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ドラマとWEBTOONについて〜前編〜

こんにちは、LOCKER ROOMでWEBTOONのプロデューサーをしております、堆朱です。
私は朝がとてつもなく弱いのですが、寒くなってくるとそれにより一層拍車がかかりしんどいです。睡眠の質も悪いので、もはや寝るのが億劫になっています。

そんなこんなで今年もあと少しで終わりですね。2023年はどんな年だったでしょうか。私は、『触れるエンタメが変わった』年でした。

今の仕事を始めるまで、私が触れてきたコンテンツといえば、ドラマやYouTubeなどの実写動画系(?)のコンテンツでしたが、この一年は圧倒的にマンガ(WEBTOONも横読みも)、アニメが増えました。

2○年も生きたのに、世の中にはこんなにも私の知らない作品がまだいっぱいあるのか…と、なんだか圧倒された気分です。
今回はそんな私のおすすめ漫画紹介!といきたい所ですが、残念ながらドラマの話をします。笑
最近また時間を見つけてドラマを見出したらやっぱりハマってしまい、そして色々と感じることがあったので、私のドラマ好き歴史〜現在のドラマ市場にWEBTOONを絡めて、ドラマとWEBTOONという幅広い内容を前編と後編に分けてお届けできたらなと思います。

ドラマ大好きテレビっ子時代

それは小学2年生の時です。どんなきっかけだったのかは忘れてしまいましたが、「女王の教室」というドラマが放映されたその瞬間から、私のドラマ人生は始まります。
初っ端のドラマが女王の教室!?と思うかもしれませんが、私もそう思っています。今考えたらちょっと変です。笑

この1クール後に、「野ブタ。をプロデュース」が始まり、もうこの段階で私はドラマというものにどハマりしてしまいます。

当時小学生だったので、9-10時の枠とぎりぎり10-11時の枠が見れていたのですが、毎クールドラマが始まる前に、今クールではどの時間帯に何を見るのかを表にして、リビングに貼っていた記憶があります。

もちろん面白そうなものが同時刻帯でやっていたら片方は録画しますし、9時からリアルタイム放送で追っかけて、10時から録画した方を見て、次の日の学校でどっちの話もできるようにする、みたいなレベルで取り憑かれていました。小学生男子の会話は「今週のジャンプ読んだ?」から始まるとよく言いますが、私の周りは「昨日のあのドラマ見た?」から話が始まっていました。

大体1クールで10本前後くらい見ていたので、1年で40本!?そんなに見ていた感覚はないのですが、小学校高学年で塾に通い出すまでは、本当にそんなレベルで見ていた記憶があります。
覚えているレベルで当時見ていたであろう作品をピックアップしたら、軽く100本くらいになりました…。仕事でもなく、脚本家を目指すわけでも、ましてやテレビ業界に入ろうとすら思っていなかった自分が、ただひたすらに消費者としてこんなに作品を見ていたのかと、軽く驚いてます。

何がそんなに面白かったのか、小学生の価値観を失いかけているのでなんとも言い難いですが、『自分が知らない人生、知らない世界を知れる』感覚だったのだと思います。
だったらドラマじゃなくても小説でも漫画でも映画でもいいじゃないか!と思いますよね。得られるものとして大きく見たらドラマじゃなくてもいいのですが、「長さ」と「強制力」と「リアルさ」という三つの要素において、ドラマが私に取って最適の媒体だったのです。

長さ

ドラマって結構な長さあるじゃないですか。ゴールデンのドラマはCMを除いても、1クールで400-500分くらい、7-8時間分程度の長さがあります。
知らない人生や世界を知るには、それくらいの長さが必要だし、それほど長い間見てきたからこそ、理解できる感情なども出てきます。
もちろん私は映画も好きですし、短編ドラマも好きなので、それぞれに良さがあるのですが、まだ数年しかこの世に生きていない小学生が世界を知るためには、ある程度長い物語の方が良かったのかもしれません。

強制力

ドラマって長い割には毎週毎週、強制的に見させられます。当時はサブスク配信サービスもなく、毎週リアルタイムで見るか録画するかの2択でした。
当たり前のように家にいるし、テレビがついている当時の状況からして、ほぼ強制的にリアルタイム視聴できるというのは、とても最適だったんです。

お恥ずかしながら、私は自分で小説や漫画を手に取って、決められたタイミングもない中で何かを読み始める、ということが苦手な人間でした。勝手に付いてる、勝手に始まる、そんな形式が、私にとっては最適だったんです。

リアルさ

ドラマって当たり前ですが実写なので、ほとんどが私たちの日常に近いものを描いた作品です。子供の頃から割と現実思考で、アニメもプリキュアやポケモンのような完全ファンタジーではなく、あたしンちとかが好きだったタイプだったので、自分に近い世界を描いているドラマが、私は好きでした。

あとは知らない職業の裏側を描いたドラマとかを見て、将来自分は何をしたいのかと考えたり… 現実世界で経験しなくとも急速に知れる手段、みたいな感じでしょうか。脳科学者になりたかったり、パティシエになりたかったり、結構本気で自分の将来を考えるにあたりドラマを参考にしていました。

学びを得たいという大層な話ではないですが、それでも自分の日常に関連性のあるコンテンツが好きだったのです。これは今でも変わらない自分の価値観として残っています。(もちろん、ファンタジーでも好きな作品はいっぱいあります。)

そんなこんなで中学2年生くらいまではこの生活を続けていたのですが、さすがに受験があったり、スマホを手にしてYouTubeに触れるようになったりなどで、強制的に見せられるドラマからは、徐々に遠ざかってしまうのでした…。

韓国ドラマきかっけでドラマブームが再燃

ドラマに戻ったきっかけは、他でもない「愛の不時着」と「梨泰院クラス」が大流行したあの時であり、今でも私の中でのトップ韓ドラは、圧倒的に「愛の不時着」です。(愛の不時着展に行ったレベルで好きです。)
2020年、コロナが世の中を脅かす中、当時の職場の先輩に勧められ、流行りに乗っかって見た時に衝撃を受けました。

日本のドラマより1話の時間も長く、話数も多いのに、気づいたら見てしまう。それからというもの、時間があれば韓ドラ韓ドラ… 寝る間も惜しんでドラマを見るようになりました。

日本のドラマより韓ドラが面白い!ということを言いたいわけでは全くなく、これも結構単純な話で、配信サイトで一気に見れる韓国ドラマが、自分としては最適だったんです。
長く家にいるので、1つのコンテンツボリュームが多い方が満足感が高かったし、日本のドラマとは描き方や内容、世界線が異なる部分も多く、見るときの新鮮さが多かったのもハマりポイントでした。

やっぱりドラマっていいなあ、と思い、ここからは配信サイトで一気にドラマを見尽くす、という形でドラマに触れていきます。

WEBTOON原作ドラマの存在

LOCKER ROOMに入社する時の決め手もドラマでした。WEBTOONという存在は、入社前はよく知らなかったのですが、WEBTOONが原作になった韓国ドラマは、幾つも見ていたのです。

「キム秘書は一体なぜ?」「恋するアプリ ラブアラーム」「ナビレラ」「梨泰院クラス」「わかっていても」…

え!!これ全部めちゃくちゃ私がハマってた韓国ドラマだ… と思ったときに、運命を感じてしまいました。

「私も作りたい。」

そんなこんなで、今のLOCKER ROOMに入社を決めたのですが、WEBTOONとドラマについては、もっと色々語ることがあります。ここからさらに深ぼっていきたいところですが、もうすでに長いこと書いてしまったので、ここから先は後編に続きます。

自分も、ドラマ原作になり得るWEBTOONを作ってみたい!という方は、ぜひ以下採用サイトよりプロデューサーにご応募ください。


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