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銀行業界(メガバン)

業界規模

2019年-2020年の銀行業界の業界規模(主要対象企業94社の経常収益の合計)は27兆9,586億円となっています。メガバンクだけで15兆くらい!クソでけえ!
引用元 https://gyokai-search.com/3-bank.htm

ビジネスモデル

銀行のビジネスは基本的に貸し出し金利である。もちろん、ATMなどの手数料ビジネスも多数存在するが、1番重要なのはやはり貸し出し金利であるため、貸し出し金利について解説する。銀行は個人や法人からお金を集めている。これが預金である。預金に対して利子という形で個人や法人にお金を払っている。また、これらの預金で預かったお金を個人や法人に融資(貸出)し、融資を受けた企業は利息を上乗せして返金する。この利息と利子の差額が銀行の収益である。例えば、ある自動車会社が新しい工場を設立したいと考えている。しかしながら、いきなり自動車会社が自己資金で工場を設立するのは難しい。こんなときに登場するのが銀行である。銀行の営業担当は自動車会社と相談し、本当に企業に対して融資をしてもよいのだろうか?ということを検討する。工場を設立したことによってどれくらいのプラスのキャッシュフローが生まれるのか?それは環境に配慮した持続可能性があるビジネスなのだろうか?この企業はそもそも安定した経営ができているのだろうか?など、様々な角度から検討する。その上で審査が通れば銀行は企業に対して融資をする。自動車会社は融資されたお金を用いて工場を設立する。その後、自動車会社は融資されたお金に利息を上乗せして銀行に返金する。これによって銀行は貸したお金よりも多くのお金を受け取ることができるので、銀行に利益が生まれるのだ。この際、リスクが高ければ高いほど金利は高くなると言われている。これが銀行のビジネスだ。


現在の課題・現状

今のトレンドは大きく3つ。一つ目がグローバル化二つ目が少子高齢化三つ目が低金利だ。これらは金融機関を取り巻く3大トレンドだ。覚えておこう。ここから課題とかも見える。低金利の環境下であるため、従来の貸し出し金利によるビジネスで収益をあげることが難しくなった銀行は、まだ日本より金利の高い国にお金を貸そうということになる。これがグローバル化の背景だ。また、少子高齢化もグローバル化の要因の一つでもある。やはり、日本はマーケットがどんどん小さくなるのだ。しかしながら高齢化によって、60歳以上の高齢者が日本の金融資産のほとんどを持つようになると、資産運用のビジネスが加速する。これも銀行のトレンドだ。覚えておこう!


将来性・成長性(トレンド)

将来性は正直ない。なぜなら低金利でかつ、日本のマーケットはどんどん縮小するからだ。どんどん海外進出しつつ、金融の枠組みに囚われない新しい施策が必要になる。例えば情報銀行といって、お金以外のものを預ける機関としての役割を果たすなど、銀行のビジネスは多様化しつつある。しかしながらまだ迷走中であることは否めない。

就活生が感じたリアルなメリットデメリット

メリット
30代年収1000万
おばあちゃんに自慢できる知名度

デメリット
出世競争やばそう
仕事きちい
人事怖いからたぶん上司も怖い
*主観です

業界内の分類

メガバンク
地方銀行
政府系金融
証券
信託
損害保険
生命保険
などがある

職種と働き方

総合職
全国転勤あり。基本法人営業。
リテール
個人のお客さんの対応。
特定職
デジタルとか、あるいはみずほはGCFのような幹部候補採用もしてる。特定の分野の仕事に携わる。

キャリアステップ

総合職について書く。総合職は基本3年は法人営業を行う。そのあと大企業営業するか、そのまま中小するかは人それぞれ。キャリアプランは、法人営業で銀行の基本学んで、プロジェクトファイナンスやりたいですとか特定の事やりたい的なのが多い。

代表的な企業

みずほ、三井住友、三菱UFJ

その業界を見てる後輩へのメッセージ

メガバンクは入れたら超かっこいいんで、死ぬ気で頑張ってください。油断すると早慶以上でも余裕で落ちますし、なんなら頑張っても落ちるやつの方が多いです。だからこそ、他と差別化するために一人でも多くOB訪問したり、一回一回の面談に全力で望んでください!ホームページの丸暗記と行員の話全部メモするのが一番です。


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