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4歳のモノの見方

あと1年そこらで息子は小学生になる。


これまでの保育園生活もあっという間に過ぎてしまったことから、小学生生活もあっと言ってる間に迎えるであろう。なので家では徐々に、数字の読み方・数え方について触れる機会を増やしている。




「1と1を足すと2になるね〜」





この程度のゆるゆる母ちゃん講座。




いつも通り、ゆるゆる母ちゃん講座を繰り広げていると突然息子が、





「1個と1個が合体すると1個になるんだよ」





と言い出した。




そう。LEGOヲタならではの法則を生み出してしまったのだ。





ゆるゆる脳みその母ちゃんは、突然の予想外の法則に思考停止。





確かに合体したら1個。





でもこの法則は多分、体積あたりに繋がるのかな?




(偏差値測定不可能だった母ちゃんは体積分なんて4歳児に説明できる筈がない)





さすがに偏差値なしの母ちゃんでも、小学校低学年では通用しなそうな法則って事ぐらいはわかった。




これはこうだから、こうでしょ?


これはこうなのに、なんでこうじゃないの?




普段からこんな会話ばかりの彼は、多分物凄くLEGO脳。


物事を組み立て式で考える癖があるから、今回の合体理論も数字の「1」が「ブロック」に見えていたのかもしれない。





瞬時に彼の理論を理解できなかった。

28年生きてきた私の脳みそには、そんな理論どこにも無かった。




とにかく驚いた。




彼の中に物事を図ったり記したりするモノサシの様なものが存在している事に気付かされる出来事だった。




私の体から誕生したのに人間って摩訶不思議。


一心同体で過ごしたのに、今は別の人間で。





もちろん、生まれた瞬間から別の人間なのだが・・・

言葉や知識を手にした彼からこうして発信されると「彼」と言う存在を強く感じれた。



彼のモノサシ(の様なもの)は彼自身が使っていくモノ。



母ちゃんと言う人間は、モノサシを折らぬよう丈夫なケースに入れて守ってあげたくなる者だが・・・



きっとケースは買いに行かない方が良い。(たまに磨くぐらいはさせて欲しいけど)



彼のモノサシに気づいた今は少し寂しさもあるが、自分の手でモノサシを使いこなして失敗して笑って戦って生きて欲しいなと心から思う。





追伸 先日3歳の妹が高校生に恋しました。大人びているとは思って居たけれどまさか、ここまでとは。育児は驚きの連続。



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