【連載小説】『パタイトのテル』1s1w「誕生」
第一章 第一話 誕生
私たちの地球は、人々の心と共に半分に砕けてしまった。欠けた星は生命を失い、半分以下になった人間は、絶滅をただ待つことしかできなかった。しかし、奇跡は起こる。
人類は彼をこう呼ぶ、救世主と。
天才は発明で奇跡を起こした。その発明は、地球の半分を補うように形を変え、人類は何不自由なく暮らすことができるようになったのだった。
真っ二つになった地球は、ほとんど金属やコンピューターで構成されている人知を超えた発明で形作られた。
それから平和は続くが、それもつかの間。たったの5年で再び争いが起こってしまうのだった。それはとても小さなことだったかもしれない、今となってはだれも原因を知らない。
なんて愚かな人間たちなのだろうか。突如現れた神の救いのような出来事も何のその、これほどチャンスを与えられたのにも関わらず、また繰り返そうとしている。人類は地球を破壊した。その重罪による罰が必要なのではないか。生命を奪う人類に罰を……。
そんな発明の名は、パタイトのテル、パタイトが作成した、”伝える”ためだった発明だ。
新連載開始!
パタイトのテルは、筆者が中学3年生の頃に書いた小説です。内容と、構成は全て中三の頃書いた作品そのままです。変更したとこといえば、間違っている漢字、意味としてわからない言葉などです。読み返した時、自慢じゃないですが、過去の自分ヤベェなって思いました。どうせなら、今の筆者は退化していると思います。
なので、過去の自分に負けないように、もっと日々努力しようと思います!
SFファンタジーの独特な雰囲気、登場する様々な能力者と世界の闇をとくとご覧あれ……。
The next story will be the day after tomorrow…
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