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#28 寄り添って考え動くこと。日経図解|認知症当事者との向き合い方
まるもです。
相手の立場になって動くことが大事だと、改めて感じた記事がありました。
まずは「その人に何ができるのか」「どうすれば一緒にできるか」を当事者と考えてほしい。
当事者の行動を奪わない。当事者は失敗しながらでも自信を持って行動する。そして家族は失敗しても怒らない。これが当事者の気持ちを安定させて症状の進行を遅らせるのだと思う。
さっそく図解はこちら。
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記事を読んで、祖母のことを思い出しました。
というのも、わたしが26歳の時、同居していた祖母が認知症になったのです。
料理や裁縫が得意で、バス旅やドラマが好きなおばあちゃんでした。しかし、軽い物忘れから始まり、昼は暴れ、夜は徘徊するようになりました。
少し落ち着いた時に、わたしは認知症の人が見ている世界を調べたり、介護の資格を取ったりしました。
そこでわかったのは、認知症の人はとても不安を感じているということです。
認知症になると、いままで普通に出来ていたことが、少しずつできなくなっていきます。例えば、本を読むことや自分の名前を書くことなど…
想像すると、震えちゃいます。
そのとき、思い出しました。
刑事ドラマが好きだった祖母に、一緒に観ようと言うと「最近ドラマを観ても、何を話しているかよくわからないんだよねえ」と悲しそうに笑っていたこと。
わたしと旦那(当時は彼氏)がご飯を作り、祖母と一緒に食べていたら「こんな幸せなことはないよ」と喜んでいたこと。
祖母にとって当たり前だった日常は、当たり前ではなくなっていたのです。
わたしは介護中、祖母が外に出ることや自分でやろうとすることを、危ないからと止めることがありました。
その時は必死だったわけですが。
後から、あー、もっと祖母の人生を考えられたらよかったと、後悔しました。
この記事にある、「当事者の行動を奪わないこと」というのは、認知症だけではなく、誰かと関わる上で必要なことだと感じます。相手が、話を聞いてほしいのか、自分でやりたいのか、何も触れてほしくないのか…とか。
わたしも、せめて身近な人の生活が少しでも楽しくなるように、行動していきます。たとえそれで失敗をしたとしても、行動しなかったときより、ずっと前向きになれると思うのです。
手書きメモはこちら。
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