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ソウル・アート鑑賞 - MONET INSIDE @明洞


そろそろ夏休みも終盤だ〜。
お金を使わないためにずっと家にいたら8月が秒速で過ぎ去っていった。もう月末だなんて怖すぎるよ。

今日、8月23日は友人に誘われてモネの展示を見に行った。

明洞のロッテ百貨店にある展示場で開催されていて、モネの作品を現在のメディアアートとして楽しむというような内容らしい。

下に詳細のリンク、貼っておきます。

[概要 - 日本語訳(勝手に)]
<Monet Inside>は光の画家クロード・モネが残した貴重な名作の数々を現代的な感覚で再解釈し、音楽とともに鑑賞するメディアアートの展示です。

展示会パンフレットを参考、個人で翻訳


会場に入ると真っ暗。
「中で座って待機してください」というようなことを言われて(展示会に待機がある...?)と思ったのだが、入ってわかった。同じ空間で同時期に開催しているミュシャとモネが交互に上映されるという仕組みらしい。

私も友人も予約だけしてまったく詳細を確認してなかったので、ラッキー!と思いながらミュシャの展示も見ました。

もしかしてあれ、ものすごい遅れて入る客か早く来すぎた客みたいになってたのかな。

ミュシャの展示。
予定外ではあったけど、一度は作品をしっかり見てみたかったので感動した。細かい描き込みとか、色の組み合わせがすごく綺麗だった。
友人が撮ってくれた。
この立ち姿の絵、かっこよくて見惚れてる自分。


ミュシャについて今日初めて知ったこと。
第一次世界大戦のときに母国であるチェコに対する愛国心から、〈スラブ叙事詩〉を題材にしてたくさんの作品を書いた、と。

この時期のミュシャの絵は他の時期とはぜんぜん違って、西洋の伝統的な宗教画の画法に近いように見えた。
叙事詩を描いた作品の方が好きかも、と思ったり。

〈スラヴ叙事詩〉部分。
同じく〈スラヴ叙事詩〉の一部。
これからミュシャ、掘ります。


そして目的のモネ。
気付いたことは、やっぱり印象派がすごく好き。

モネの水蓮は、視力を失ったモネが目の内にためていた光の記憶をもとにそれを描いたものだ、というような説明があった。

光をどんなふうに捉えたか、ということがわかる柔らかくもキラキラした作品に包まれてすごく幸せだった。

途中、モネや印象派のそのほかの画家たちの説明には欠かせない〈ジャポニスム〉のパートで北斎の「神奈川沖浪裏」が一面に映し出されて、圧倒された。

浮世絵が大好きで、日本でも基本的に浮世絵の展示ばかり探して行っていた。
韓国でまさか大画面に映し出されるあの「大波」が見られるなんて。今日のハイライト。

〈睡蓮の池と日本の橋〉
これまた友人撮影。
モネの青が好き



モネを見たあとはカフェに。

Small Good Coffee。
日本から来た友人もここに行きたいって言ってたな〜と思いながらふらっと入ったけど、アタリだった。

内装がシンプルでおしゃれ。
おしゃれなカフェって大体、鏡と木とコンクリートで構成されてるな〜
お店の映像が流れるスクリーン。ロゴがかわいい
솔티드카라멜라때 / 스몰굿딸기

私はこのカフェのシグネチャーらしきいちごラテ。友人はSalted Caramel Latte。

ここ最近コーヒーなのかカフェインなのか体にめちゃくちゃ合わなくて全然飲めなくなってしまった。コーヒー大好きなのに......

雨だったからかお客さんがまったくいなくて快適だった。

途中「ガゥ...........グゥ......」みたいなかなり低い唸り声が聞こえて(雷!?)と思ったら、お店のわんちゃんでした。

かなり「モンスター」な唸り声だったんだけど、かわいいサイズのわんちゃんでびっくりした。ご機嫌斜めだったのかな。



今日は久しぶりに一日友人と出かけて「遊んだな〜」という感じ。

ちなみに夜はお米を注文し忘れてしまってご飯が炊けなかったので、久々の食堂開拓に。

家のすぐ近くにある「해장국」の看板目指して一直線。

大好きな뼈해장국(牛の背骨を入れて煮込んだ酔い覚ましスープ)でお腹ぱんっぱんになるまで食べられました。幸。

ぐっすり眠れそう。



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