新型コロナ【アベノマスク】多大な功績 ※日記です

 アベノマスク。少々懐かしい響きですね。


 コロナ禍初期に市場から不織布マスクが姿を消し、大きな混乱の中で生まれた「アベノマスク」。読売新聞の世論調査に因ると、実に73%もの国民がこの方針を「評価しない」としていたようですが、我が家では絶賛されていました。いや、実際のところ、我が家は早々に手作り布マスクに移行していたので、アベノマスクは家族の誰も使用していないのですけどね。(知人の施設に寄付しました)

 でも、「不織布でないと意味がない」とされていた当時に【「布でも無いよりマシやで」を国が発表した】というのはものすごいインパクトなわけで、この数日後~数週間後には世界各国が「マスクが重要!」と認識し、WHOも「布でもいいから着けとけ」と指標を示し、多くの国で対面時のマスク着用を促すようになりました。

 まぁ、コロナ禍初期から「(他所様と自分の)曝露量を下げよう」という緩い目標を掲げている我が家では、アベノマスク自体の恩恵を受けることはありませんでしたが、世界のマスク事情を伝えると、子どもたちですら「日本はすごいね!」となっていました。

 アベノマスク自体の国内での費用対効果は少なかったのかもしれませんが、世界各国にマスクの重要性を示したのは確かなわけで、ある意味、世界に対するものすごい貢献だとも言えます。


 たくさんの感染流行の波を繰り返して、世界ではマスク着用を強制したり緩和したり推奨したりを繰り返しています。しかし、日本は相変わらず感染者が増えても世界各国に比べて重症者数や死者数が少ない状態が続いています。

 日本のマスク着用率は異常とも言われますが、飛沫(エアロゾル)感染をメインルートとする感染症の流行を左右するのも、症状の大小を決める曝露量を左右するのも、空間に排出される「飛沫(エアロゾル)量」次第だと考えますので、そのマスク着用率こそが日本の感染者の症例を軽くしてくれている第一要素と言っても過言ではないのではないでしょうか。



 第7波も始まったようですので、屋内で話すときは極力マスクを着けましょう。(布でもいいので)

 眼の前の他所様の曝露量を下げるために。



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