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人見知りな学生がフロリダのディズニーで働いて人生観を変えた話

こんにちは☺️ 推し旅女子あずあずです✈️

突然ですが皆さんは、旅に行ったことはありますか?
もし行ったことがないのであれば、私は新たな自分と出会うために旅へ行くことをお勧めします!



私は大学時代、アメリカのフロリダ州にあるWalt Disney Worldでインターンシップをするプログラムに参加したことがありました!
(過去にディズニーキャスト視点でのフロリダディズニーに関するおすすめ記事も書いているので、学生の皆さんはよかったらこちらもご覧ください!)

…とここまでを伝えると、大体周りの方からは「アメリカのディズニーのキャスト!?」「すごいね〜才能あるんだね〜」なんて言われることが多いのですが…

まず声を大にして言いたいのは、謙遜でも何でもなく、全然私はすごくないし才能があったわけでもないということ。
むしろ元々は人見知りで人との交流が得意ではなく、留学へ行くなんて考えてもいませんでした。


では、なぜフロリダに行くまでに至ったのか?何が私を変えたのか?

今回は私のフロリダ生活の原体験を振り返りながら、旅に行くことは皆さんへどんな意味をもたらすのかを一緒に考えていきたいと思います!

旅に行ったことがないあなたも人生に更なる彩りを加えるために旅に行きたくなること間違いなし!



人見知りな私がフロリダディズニーに行くまで


幼少期からかなりの人見知りだった私。
特に小学生の頃は、何も悪いことしてないのに担任の先生に連絡帳を提出するために話しかけるだけで涙目😂
誰とでも話せるクラスの人気者がちょっぴり羨ましかったり。

そんな私は、小学生の時に今でも大好きな推しを見つけます。


それは、です。

人生で初めて自分のお金で買ったアルバム「ARASHI 5×10 All the Best! 1999-2009」

見た目のかっこよさはもちろん、内気な自分にいつでも寄り添い背中を押してくれる数々の曲に幾度となく励まされていました。


高校時代には友達がチケットを当ててくれて、初めてライブに行くことに。

初めて生でみる推しは、見た目・歌・ダンス、どれをとっても唯一無二の迫力で、何よりも国立競技場にいるおよそ7万人の観客をたった5人で魅了するエンターテイメント力の強さに感動を覚えました。


その経験を経て、大学受験を控えていた私はふとこんなことを考えます。

「私も人に笑顔や感動を与えられる人になりたいなぁ」
「夢はまだはっきりはしてないけど、エンタメの世界って素敵だな」

そもそも人見知りだが得意科目は英語だった私は、そんな想いもありつつなんとなく外国語系の学部を探すことに。
すると、とある大学にフロリダ州立大学への留学兼Walt Disney Worldのインターンシップができるプログラムがあることを知ります。(同大学の体験記はこちら)



「人見知りの自分には勇気がいることだけど、ディズニーの世界の中だったら新しい自分に出会えるかもしれないし、嵐みたいにキラキラ輝けるかもしれない!」
「もしかしたら自分が求めているものってこれだったのかも!」

と、心からとめどなく溢れてきたワクワクに従い、模試でも常にD判定以下だったもののめげずに勉強して無事に現役合格。

大学3年生の時に同プログラムの試験にも合格し、見事フロリダ行きの切符を掴んだのです。

キャップとネームバッジは今でも家宝です!


初めての海外生活は波瀾万丈

フロリダでの生活は私にとって初海外。たくさんの試練がありました。

私はお土産ショップのキャストとして働き始めたのですが、最大の壁はなんと言っても自分の人見知りとの戦い

海外での人見知りって何が大変かって、何か言いたいことがあっても頭の中で何回も「これって英語でなんて言ったら伝わりやすいかな、えっと、Can you…、いやCould you…の方が丁寧だよな」って無駄に何度も繰り返して結局言いたいことが伝えられないことも。
「うまく伝わらず相手に嫌な思いさせたらどうしよう…」「相手に理解してもらうには丁寧に伝えないと…」という謎のマイナス思考が働いてしまうんです。
日本だったら"なんとなく言わなくても伝わる阿吽の呼吸"的な風潮がありますが、アメリカでは言わないと伝わらないことの方が多くありました。


そんな時、とある事件が勃発しました。



その日の天気は雨。入り口が滑りやすくなっていたようで、40代くらいの女性が滑って転倒。
10mほど離れたレジにいた私は慌てて内線でマネージャーに連絡し、転んだゲストの元へ駆け寄ろうとしたもののそのタイミングで別のゲストから声をかけられしまい、彼女の元へ行くのに少し時間がかかってしまいました。

すると、そのゲストがまず私に言ってきた言葉。

「あなたはなんで私が転んだのに真っ先に駆け付けないの?あの場所にただ突っ立っていて、何で何もしてくれなかったの?」
「何とか言いなさいよ!」

私は言い返すにも、言葉が出てこず。
正確には、「ごめんね」「でも今連絡をしていて」と言いたいことはあったけど、声にならず。

幸い、周りで一部始終を見ていた他のゲストが「彼女(私)はあなた(転倒したゲスト)が見ていないところでマネージャーに連絡してヘルプを呼んでいたわ」と言ってくれてその場は落ち着いた、という結末でした。

そんな出来事を経験して、「うまく伝わらず相手に嫌な思いさせたらどうしよう…」「相手に理解してもらうには丁寧に伝えないと…」ではなく、自分の意思表示がないことの方が相手に嫌な思いをさせてしまっていたことに気付かされたのです。

「私、このまま言いたいこと言えないでいたら、相手に喜んでもらったりエンタメ届けることってできないな…」
「嵐を見た時に、フロリダのディズニーに行くんだと決心した時に、あの時感じた自分のワクワクをこんな人見知りに引っかかって無くしちゃダメだ」

そんな想いが込み上げてきた私は、そこから、頭の中で文になっていなくてもまずは人に声をかけたり、とにかく自分からどんどん話しかけていこうという当たり前すぎる(でも私にとっては勇気のいる)ことを決心しました。

そこからは、少しずつではありますが自分の殻を破って相手に声をかけることで伝えたいことを伝えられるように。
ゲストにも感謝してもらえることが増えたり、同僚からは「あなたの仕事ぶりは素晴らしい!」と感謝を伝えるカードをもらったり仕事が円滑に進むようになっただけでなく、休日には同僚と出かけたりとコミュニケーションの輪がどんどん広がりました。

同僚同士でThank Youを伝え合うカード
お土産ショップで一緒に働いた同僚

ディズニーでの経験は夢が溢れていて、本当に楽しかったです。

また、憶測でコミュニケーションを取るのではなく、ダイレクトに相手に物事を伝えることーー少しの勇気と考え方を変えることで理想の自分に近づくことができました。

この旅で得たものと現在の私

ディズニーでの経験を経たことが2つ。

1つ目は、サービスをすることの楽しさ。人見知りを脱してコミュニケーションを自ら取りにいくことで相手を喜ばせたり楽しませたりすることにやりがいを感じ、私は新卒でリゾートホテルのフロントスタッフとして従事。

2つ目は、好きなもの・ことを追い求めて旅に出ることの楽しさ。
ただフロリダのディズニーに行ってディズニーという地の素晴らしさを知っただけでなく、見知らぬ地で自分がどんな感情を抱くのか、どう成長していくのかを知れたこと、新たな自分に出会えたことが大きな収穫だったと思っています。

人見知りだった私は、旅から様々な影響を受け、今では人とのコミュニケーションが第一なホテルマンとして働きながら休みの日には推し旅トラベラーとして全国を回る生活をするまでに変化。
推しのライブに行って煌びやかさに心を潤わせること、また旅で未開の地を切り開くことを一度に味わえる推し旅は、毎回異なる新しい自分の感情に出会わせてくれます。

フロリダ生活は、確実に自分の人生を変えた経験でした。


旅との向き合い方で人生観が変わる!


旅に出ることは、未知の自分探し。
特にフロリダはエンターテイメントに溢れているので、たくさんの感動が芽生えるので、どなたにもおすすめです!

さあ、その一歩を今踏み出してみましょう!


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