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結婚したい人たちへ

実は趣味程度にタロット占いをしているのですが、
周りが年頃なので、「あの、私、結婚できますか?」っていう相談が多くなってきました。

で、結婚する可能性と時期について真面目に占うんですが、
占いってある種カウンセリングも兼ねているので、みんなの相談の根底にあるものと、どう助言したらいいかなって常日頃考えてます。
(まぁ基本は自分のためだけど😂)

今回はそんな、結婚したい人に向けての色々を書きたいと思います。

そもそもなぜ結婚したいの?

なんでみんな結婚したがるのでしょうか?
結婚願望とは?

その根底には、
「結婚するのが普通だから」
「結婚すれば幸せになれるから」
という固定概念があるのではないかなと思います。

では普通とは?
結婚は独り身よりもハードモードな人生ですよね。
ハードな人生が普通ですか?

それから籍を入れただけでは幸せにはなれません。
未婚でも幸せな人もいますし結婚しても不幸な人は不幸です。

結婚願望というのはパートナーがいて初めて生まれる気持ちだと思います。


結婚におけるパートナーシップとはなんぞや。

結婚に向いてる人向いてない人

・「だから好き」より「だけど好き」

DJあおいさんの言葉を借りるならこれです。

「だけど好き」とは、相手の欠点を許している ということです。

好きな人や大切な人がいる人、
相手の欠点をいくつ言えますか?

長所しか思いつきませんか?
この人いいな、尊敬できるな、っていうのはただの好きという気持ちです。

お前そういうとこやぞ、でも許す!まで行って初めて、愛しているということです。
愛することは許すことと同意なんですね。

・信じるより裏切らない

パートナーのことを信じるか信じないか、っていう局面に立ったことのある人が多いのかもしれませんが、
信じる信じないよりも、
「この人のことは裏切れないな」と思える人は結婚に向いています。

キーワードは、信頼できる人より裏切れない人。
相手がどうこうより、まず自分がどうするか。

「傷つくのが怖い」というのもよく聞きますが、
それではまだ自分が一番大事ということ。

良いパートナーシップを築ける人は、
傷つく覚悟ができてます。

もっと言うと、裏切られてしまったときにいつでも独りになれる覚悟。

もともと独りでも大丈夫な人が、大切な人が出来てしまったので、別れる理由がないです。くらいの感じですかね。

実際、裏切られるより裏切ってしまったときの方が精神的ダメージが大きくないですか?

「申し訳ないことをした…」っていう気持ちって結構ずっと引きひきずっちゃいますよね。

・「する優しさ」より「しない優しさ」に目を向けて

これもDJあおいさんの受け売りではあるのですが笑

奢ってくれたりプレゼントをくれたり、何かをしてくれる人、というのは相手に印象つけやすいので、
その即効性から、ただ承認欲求を満たすためだったり、一時的な気まぐれだったりするんですね。

対して「しない優しさ」というのは日々の積み重ね。相手が気づくまで時間がかかるし、
すごい地味なんだけど、
承認を必要としないのでこれは本気の愛です。
「する」人より「しない」人を大事にすべきです。

そういえば私のパートナーは私を傷つけるようなことをしないな、と、思い出してみてください。
そっちの方が何倍も大事です。

条件か相性か


ここからちょっとずつ突っ込んでいきます。

結婚に向いてない人の相手選びは、
条件」で判断するというやり方をします。

まるで面接のようにその人単体でしか見ていないので、そこに「あなたといるときのその人」がいません。
全然パートナーシップになってないんです。

相手のことを単体で見た場合の弱点は
「相手の好きな要素がなくなると冷める」ことです。

人って結構環境によって顔も性格もマイナーチェンジしていくので、好きだったその要素がいつの間にかなくなっていることだってよくあるし、

ある側面でしかその人を見ていないと、片面は全然違ったりするんです。

人を好きになるのが下手くそな人は、1つでも理想に当てはまる人を見つけると燃え上がるくせに、1つでも理想に合わないところが出てきただけですぐ冷めます。

付き合っていればいずれ理想「じゃない方」が頭角を現すので、こういう恋愛をしている人の恋は短命に終わります。
そしてまた新たな「理想の人」を追い求めて、の繰り返し。

疲れちゃいますね。

そもそも自分の理想に100パーセントあった人間なんているわけないですね。

人を好きになるのが上手な人、楽しいパートナーシップを築ける人っていうのは、
相手と自分の「相性」を見ています。

相性とは心地良さです。

ドキドキする方じゃなくて、
正確には「何も感じない人」 
つまり自然体の自分でいられる人です。

勘違いしないでほしいのは、自然体=気を使わない じゃないですよ。

自分にとってのノーマルな自分。
ノーマルな自分がどんな自分であるかは自分軸が必要です。

自分軸とは、面接の自己PRみたいな、長所と短所が言えることじゃないです。

ざっくり言うと、「何が好きで何が嫌いか」
→これが自我(エゴ)です

推してるもの
これと言えばあなただよねって言われるくらいのやつ。

「これが好きって言うと格好いい/可愛い」的な世間体を気にしたものじゃなくて、
誰がなんと言おうと好きっていう、あなたの魂が震えるやつですよ。

地雷ポイント
「こういうの苦手」と言うのって避けがちなんですが、実は結構大事な自己紹介なんです。

地雷ってそんなに多くはないはずなので、最低限のラインを示すだけでいいです。
(地雷が多い人は余計なものが入ってる可能性大なので断捨離しましょう😇)

あと、人間って面白くて、嫌いなことが同じってわかった時の安心感と盛り上がりって半端ないですよね。笑

相性というのは、究極この「推しと地雷」のシェアで作られていくものなんだと思います。

だから、自分軸のない人は、自分と相手の相性がわからないんです。

でも大丈夫。
今からお気に入りのもの、お気に入りの自分を見つけていけばいいのです。

さっきも少し触れましたが、
実は人間の性格というのは、基本性格という先天的な性格よりも、
環境性格という後天的な性格の方が割合が大きく、育ちや環境によって性格ってかなり左右されるんですね。

生まれてから性格が全く変わらない人なんていないです。
他人と関わっている以上必ず性格は変わります。

しかも、変わろうと思えば人は半年で変われるみたいですよ。
意外と時間かからない。

お気に入りのものを探してみましょう。

「推しと地雷」を見つけたら、やっと「自分」という土台が出来ました。
ここから1人を2人にしていくとします。

さて、さっき「心地良さ」と書きましたが、
その心地良さの正体は、
「相手のことを知っている」
というところから来ています。

「あなたのことをもっと知りたいです」が恋だとしたら、
「あなたのことをよく知っていますよ」が愛で、
「恋愛」とはそのどちらも存在している状態なんだと思います。

推しカプ(好きなカップル)を見つけよ

推しカプという言葉を知っていますか?
推しているカップル、つまり好きな2人の組み合わせということです。
(もともとは腐女子用語のようですが、腐ってなくてもオタクの間で使われます)

よそのカップルを見てて、あの二人の関係性理想だな〜って思ったことはありませんか?
2人が組み合わさったときのポテンシャルに惹かれる、それが推しカプ。

結婚したい人は、まず推しカプを見つけてください。

何を言っているかと言うと、2人がどう愛し合ってるか、どういうパートナーシップを築いているか観察しなさいということです。

仲の良い両親がいる人は一番身近なサンプリングと言えます。

人は両親のお互いの愛し方を見て学ぶと言われています。
よく親に似た人と一緒になると言いますが、
両親の愛し方に似るので必然的に同じように愛せる人を選んでしまうんですね。
父親が母親の尻に敷かれているなら、その娘も尻に敷ける男を好みます。

片親、親のいない人…
あなた達はラッキーです。
今からいくらでも好きな推しカプを選べます。

両親の仲が悪い人…
辛かったでしょう。
今からでも遅くありません。好きな推しカプを見つけましょう。

友達や親戚のカップル・夫婦、コンビ
なんでもいいです。男女でなくてもいい。
身近な推しカプを見つけてみてください。
この2人の間を流れる空気感、ええな〜ってやつです。

さいごに。

結婚はイベントではありません。
相手を看取るまでが結婚です。

だったら、長く愛せるパートナーといたいじゃないですか。
失敗したっていいんです。
別に結ばれなくてもいい。
ええ空気感やな〜って思える人と出逢えたら宝物です。

そしたら今よりもっと恋愛が楽しくなります。

片想いで満たされるようになるし、
仕事や勉強のエネルギーになるし、
ここだけの話、お肌も髪もツヤツヤになります(小声)

それから、「助けて」って言ってくれたらすぐに相談乗ります。
「助けて」ってなかなか言えないし、自分が助けてほしいのかも気づいてないこともあるけど、
「変わりたい」って言った人しか助けられないから。

よくぞ言ってくれた。
それだけで偉い!
という気持ちで占います🔮

まとめ

○パートナーがいてこその結婚願望
○愛することは許すこと
○「する」より「しない」が大事
○条件ではなく相性を見て
○「推しと地雷」の土台作りとシェア
○「あなたを知っている」という心地良さ
○推しカプを見つけて愛し方を学べ


どうか素敵なパートナーシップを。

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