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小学生だった私がどうぶつの森から学んだこと

小学生のとき、DSの「おいでよどうぶつの森」に明け暮れていた。

どうぶつの森からは人生を学べたと思っているので、ふと思い立ってラフにまとめてみる。

魚と虫の知識

夜にしか捕まえられない虫。よくいる魚と、レアな魚。

博物館コンプリートを目指すと必然的についてくる知識。

借金返済の大変さ

家のローンをたぬきちに返し続ける。

一気に返しすぎると生活が困窮するから、生活資金を残して返済するべきだと身を持って知る。

そもそも借金のある生活の苦しさを学んだので、どうぶつの森のおかげで消費者金融などに手を出さないおとなになれた。

店の常連になる楽しさ

服屋のきぬよや喫茶鳩の巣のマスターに毎日話しかけると、口数の少なかった彼らも徐々に饒舌に話してくれるようになる。

その変化が楽しくて、また毎日通ってしまう。

きぬよとマスターのおかげで、"常連さん"の旨味を知った。

株価の仕組み

どうぶつの森のカブは、物理的な野菜のかぶだけど、株価のように買値も売値も変動する。

『安いときに買って、高いときに売る』を初めて行ったのが、このカブだった。

その未来、銀行員として運用商品の説明をする側になるとは当時の私も予想していなかっただろう。

針葉樹は北でしか育たない

虫や魚だけでなく木についても学べるのがどうぶつの森。

たぬきちの店で買った針葉樹の苗を、村の北側以外に埋めて枯らしてしまった。

たしか小学校高学年でこれを習ったとき、すでにどうぶつの森で知っているドヤ感があった。

ちなみにヤシの木も南でしか育たない。

オーディオ機器の音質の違い

私の部屋はロイヤルで揃えていて、オーディオもロイヤル属性である"蓄音機"をおいていた。

土曜20時のとたけけライブに足繁く通って音源を集め、部屋で流していた。

蓄音機の音は初期装備っぽいオーディオと違い、渋かった。

当時はレコードを集めるおとなの存在も知らなかったが、その気持ちを小学生ながらにして知っていた。

募金をしたときの気持ち

役所で募金をすると、後日、募金先からお礼の手紙が届く。

こんなふうに環境が良くなったよと報告してくれるので、自分が誰かの役に立てるうれしさを知った。


こうして並べ立ててみると改めて、エンタメの提供だけでなく知識までも授けてくれる、素晴らしいゲームだ。感謝!

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