見出し画像

アメリカでブースター接種受けてみた


こんにちは、yamatoです。

前回、海外旅行におけるアメリカ入出国情報のざっくりまとめを記事にしましたが、今回はその続きです!!

前回の記事はこちら↓



「アメリカでブースター接種受けてみた」

  • 日本入国時の待機期間に

  • 帰国時に有効なワクチン接種証明書

  • アメリカでブースター接種

    などが分かるようになっております。
    それではご覧ください。



○待機期間

前回の記事では触れなかったのですが、海外から帰国した際に「待機期間」が発生する場合があります。

これは、「変異ウイルスの感染拡大を受け、新規感染者の減少傾向を継続させ再拡大(リバウンド)を防止する事」に対しての対策となります。

簡単に言うと水際対策のひとつです。


入国後の待機期間について、入国前の滞在歴 及び 有効なワクチン接種証明書の有無 により、以下の通り変更されました。

出典 : 厚生労働省

私が訪れたアメリカは指定国・地域では無いので、以下のようになります。

○有効なワクチン接種証明書あり(要3回接種)
→待機無し

○有効なワクチン接種証明書なし(ワクチン2回)
→ 3日間自宅等待機+ 3日目以降に自主検査で陰性(自主検査を実施しない場合は7日間待機)

ワクチンを3回接種済みだと入国後そのまま解放、
2回だと最低4日〜最大7日間の待機が必要と言うわけです。


上記の条件に変更されたのは2022年3月1日からとなります。

3回接種済みですと、帰国した当日から自由に行動が可能となりますので、かなり自由度が増した形になりますね。

以前は入国後にホテルで数日待機→自宅で10日間待機などとかなりの期間行動を拘束される状況でしたので、かなりの緩和に思えます。

ビジネスや旅行での海外渡航のハードルがかなり下がってきましたね。




○有効なワクチン接種証明書

次に、有効なワクチン接種証明書とは何かを解説していきます。

以下①~④の条件を満たすものに限り、有効なワクチン接種証明書として該当するようです。

  1. 政府等公的な機関等で発行された接種証明書であること。
    ・政府または地方公共団体発行の新型コロナウイルス感染症予防接種証明書
    ・地方公共団体発行の新型コロナウイルスワクチン予防接種済証
    ・医療機関等発行の新型コロナワクチン接種記録書
    ・その他同等の証明書と認められるもの

  2. 以下の事項が日本語 または 英語で記載されていること。
    - 氏名
    - 生年月日
    - ワクチン名 または メーカー
    - ワクチン接種日
    - ワクチン接種回数

  3. 以下のワクチンのいずれかを2回接種していること。
    ・コミナティ(Comirnaty)筋注 / ファイザー(Pfizer)
    ・バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注 / アストラゼネカ(AstraZeneca)
    ・COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderina)筋注 / モデルナ(Moderna)

  4. 以下のワクチンのいずれかを3回目以降に接種していること。
    ・コミナティ(Comirnaty)筋注 / ファイザー(Pfizer)
    ・COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderina)筋注 / モデルナ(Moderna)


3回目以降の接種に関しては、ファイザーorモデルナどちらかのワクチンのみ有効のようです。





○ブースター接種

私は日本出国時点でワクチン接種回数は2回でした。

帰国後すぐに仕事をする予定もありませんでしたし、1週間自宅でのんびりするのもアリかななどと考えていたからです。

また、ブースター接種は「2回目の接種後5ヶ月間経過している事」という接種要件があり、日本出国時点ではその要件を満たしていませんでしたのでそもそも接種出来ませんでした。

アメリカ滞在中にブースター接種が出来る5ヶ月が経過した為、色々と調べることにしました。




○アメリカでのブースター接種


アメリカでの接種についてアメリカ在住の知人数名に確認をしたところ、
アメリカではその辺にある「Pharmacy(日本でいうドラッグストア)」で接種出来るとの情報を得ました。

日本では、市町村からの接種券が届く→病院に予約する→接種という流れが一般的なので、これにはとてもびっくりです。


私が滞在していたCaliforniaのBishopという街で接種出来る所を探したところ「Rite Aid」というPharmacyにて接種出来る事が分かり予約をしてみました。


『予約』

ブースター接種を予約したpharmacyのRite Aid

予約はpharmacyのHPから簡単に行うことが出来ます。
氏名、生年月日、住所(滞在地)などの基本情報の他、既往歴やワクチン接種状況などです。

先程記載した通りブースター接種は「2回目の接種から5ヶ月以上経過している事」が接種条件のひとつです。


予約はもちろん全て英語での入力が必要なのですが、iPhoneのブラウザ翻訳機能を駆使して何とか予約を完了しました笑

ちなみに、ファイザーのワクチンで予約をしました。


『接種』

ナイキのお兄さんがワクチンを打ってくれました

3月18日午前に予約入力し、翌日3月19日午前に接種を行うという脅威的なスピード感。
さすがアメリカ。

接種当日、予約をしたRITE AIDへ。
調剤ブースにてブースター接種の予約をした事を伝えると、簡易的なブースで座って待つように伝えられました。

確認されたことと言えば、「氏名」「2回目接種の時期」くらいでした。
身分証とかの提示は要求されなれず逆に不安になりました。

程なくして先程受付をしてくれた薬剤師のような方がワクチンを持って登場。
体温を測られるでも無く、ワクチンの説明も無く、慣れた手付きであっという間に接種完了。

接種直後の待機も無く即解放。

RITE AIDに到着したのはAM10:50。
接種完了はその10分後
このスピード感、さすがアメリカです。




『接種完了、その後』

アメリカの接種記録券


接種が完了し、「COVID-19 Vaccination Record Card」という接種記録券を渡されました。
ワクチンの種類、接種日、接種会場が記載されている物です。

このカードを提出すれば待機期間なく日本に帰国できます。




いかがだったでしょうか?

日本で外国からの旅行者がワクチンを接種しようとしたらこんな簡単に出来ないでしょう。

お国柄というか政府の対応のスピード感の違いを肌で感じました



この記事が今後海外への渡航を検討している方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!


- yamato -

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?