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社会人

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メンタル病院に通いながら働いてた時の話
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雑記

しばらく調子よかったのに
ここ1週間くらい落ちてる
久しぶりに生きるの嫌になってきて最悪
こういう時嫌な思い出が一気にきて余計落ちる

前任者が7年かけてやってきたことを一週間で全部引き継ぐ時に、上司と合わんかったのもあって間違うたびに呆れられて「お前大丈夫か?」「今はお前の担当やねんから間違えたら全部お前の責任」って言われながら仕事してたのがきつくて、前任者もちゃんと把握してなくてこっちもようわ

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015

私は寿退社することにした

メンタルが死にかけていたその頃、ちょうど当時付き合っていた彼氏と婚約した

彼は「一回休んだら?」という言葉をかけてくれた
私はその言葉に甘えることにした

良くも悪くも古い考え方の会社で
寿退社はすんなり受け入れられ
私は今年の春、円満退社した

まだ病院には通っているし、
仕事の夢も見るし(そういえば2年間くらい毎日仕事の夢を見ていたのもまあまあストレスだった)

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014

私は4年間会社にいたけど
結局入社してから一度も会社に慣れることができなかった

「新しい環境に適応するのに時間がかかる」という性格もあるだろうけど、そもそも社風が合わなかったんだろうなと思う

はじめに違和感を覚えたのは
入社してすぐの6月に行った2泊3日の社員旅行

夜の宴会は両日社長の横に座らされた
(新入社員やからかな〜)と思ってたけど違った
"若い" "女" だからだった

2日目の全社

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013

4年目も半分が過ぎた頃、異動になった

その頃には他の部署の人から「大丈夫か」とよく言われてたので多少何かしら心配してもらってたのかもしれないが、おそらく普通の玉突き人事

移動先は私が最も苦手とする上司のいる部署だった

高圧的で、感情がすぐ態度に出る
例え自分に向けられている感情でなくても
気分が落ち込み憂鬱になった
上司も私のことは好いてなかった

(これでメンタルがまた終わったら、会社辞め

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012

病院に通っていることは会社には言わず仕事をした
病院に行ってることが分かったら、例え仕事に支障が出てなくても評価を下げられるような会社だったから

お薬を飲みながら、調子が良い時は積極的にコミュニケーションをとり不安を取り除いていく
(私が勝手な思い込みで不安になってるだけだよ!というのを脳みそに学習させる)練習をした

調子が悪い時はじっとしてた
(もちろん仕事はする必要があるので、できるだけ判

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011

メンタル病院での診断は
「軽度の鬱」と「全般性社会不安障害」

私は(これで軽度なのか、ほんとの鬱の人どれだけしんどいんだ…)と思った

先生は、
今休職するよりも、お薬でメンタルを支えながら
お仕事を続けてだんだん慣らしていく方向が良いと思う
と提案してくれたのでそうすることにした

薬物療法と認知行動療法

大学時代、心理学を学んでいてよかったな〜
と改めて思った

メンタルがしんどい時、いざ

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010

そんなこんなでその後1年くらいは
「上司のために仕事をする」というので頑張れた

上司は会社の軸となる2分野に特化して武器となるような知識がつくよう育ててくれた
私は2年目にして「〇〇のことは私さんに聞け!」と社内で言われるまでになった

技術相談の電話担当だった人の知識量をその分野に限っては上回り怖くなくなった

泣き止めなくなったあの日から1年後くらいのある日、
私はまたしても会社に行くのが怖

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009

ある日突然会社に着く前に涙が止まらなくなった
次の日は最寄りの電車に乗ったら涙がでるようになった

なんとか会社に入る前に泣き止んで通った
会社のトイレで泣き止んでからデスクに行くこともあった
1週間くらいそういうのが続いたある日
泣き止めなくなった

トリガーは
前日にやった当番制で回ってきた技術相談電話の担当と、当日の朝友達に言われた「がんばれ」

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技術相談の

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008

上司は自分にも他人にも厳しいストイックな人だった

配属されてすぐ担当の新製品を任された
うちの会社では一人が1個の製品の企画〜発売までを担当する形で新製品が出ていた

流れも分からないままとりあえずやってみて修正やってみて修正を繰り返した

上司は絶対に怒らない人で、
聞いたら全部丁寧に教えてくれる人だった

めちゃくちゃ良い上司だったのだけど、
私は何を聞いていいのかさえ分からなくて
さらに「

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007

5月の末に配属先が発表された

念願のものづくりができる部署

と同時に部署の管轄が営業チームになった

営業チームのものづくり部門

営業は向いていないと思ってた私は

手放しでは喜べない〜と思ったものの

ものづくりに携われる部署に配属されたことは嬉しかった

部署は私を含めて3人の部署で、

歳の近い先輩と上司

上司は冷静沈着で仕事にストイック

自分にも他人にも厳しいめちゃくちゃ仕事ので

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006

新しい環境に馴染むのが苦手な私にとって

社会人はかなりメンタルにきていた

GW前、私の歓迎会が開かれた

うちの会社は考え方が古くて

お酌文化がバリバリに残っていた

お酌をしたことがない私はめちゃくちゃ緊張していた

飲み会前、1個上の先輩方に

「飲み会ではたぶんごはん食べられへんから

コンビニでなんか食べとこっか」と言われ

コンビニのおにぎりを食べてから飲み会に行った

先輩の言う

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005

入社してすぐ、資格試験を受けるよう言われた

全く役に立たない訳ではないが必須ではない資格

1年目の人はみんな受けることになってるからという理由で

よく分からないまま会社で申し込みをさせられて

受けることになった

5月に筆記試験、6月に実技試験

入社してすぐの2ヶ月の土日は

全部資格試験の勉強に費やした

落ちたら全額自己負担なのが嫌だったのと

「落ちた人おらんで」という言葉が怖かっ

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004

違う日にはこんなことも言われた

「文系ってなんの役に立つの?」

「ビジネスに役立たない学問って意味あるの?」

理系の社員さんだった

嫌味ではなく純粋に気になっての質問だった

答えられなかった

悔しかった

私は大学で心理学を勉強していた

「心理学を勉強していた」というと

まず「心が読めるの!?」と言われる

仕事だと変な期待を持たれる

「人の心が読めて営業に役に立ちそう!」

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003

座学は総合職の社員が

毎日代わる代わる講師をするというものだった

1対1で午前中いっぱいの3時間

そこで会社のことを知りつつ、

社員の顔と名前とどんな人なのか

なんとなく把握する、というのが目的らしかった

「次の日担当の社員に、事前に挨拶と何するか聞きに行っといた方がいいで」

ある日、その日担当だった社員さんに言われた

まだ顔と名前が一致していないので

どの人か分からないというと

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