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私は、小さな「ワクワク」を大切にしてこなかっただけ。

何かに夢中になっている人が羨ましかった。

ずっと夢中になれるコトを探していた。

まだ、夢中になれるコトに出会えていないと思っていたから。


でも、つい最近、それは少し的外れだったなと思うようになった。


この前、面白い!とワクワクしながら本を読んでいたのに、わりとすぐに読むのをやめて「やらなきゃいけない」家事をやり始めた私。

その時にふと、私ってこうやっていつも「やらなきゃいけないこと」を優先して生きてきたなぁ・・・と思った。

生きていくためにやらなきゃいけないことは確かにあるけれど、その中で今すぐやらなきゃ死ぬくらい緊急度が高いことってどのくらいあるんだろうか。

とりあえず、その時の私がやらなきゃいけないと「思っていた」ことは、すぐにやらなきゃ死ぬようなことではなかった。

だったら、あの時の「ワクワク」をもう少し楽しんでも良かったんじゃないかなぁ・・・と思った。


あ、そうか・・・こういう小さな「ワクワク」と向き合って来なかったから、私には夢中になれることがないんだ。


「腑に落ちた」という日本語がしっくり来る感覚だった。


やらなきゃいけないことをやるって、大変なようで実は楽だということにも気付いた。

だって、やることが決まっているから、自分で考えなくていい。

やらなきゃいけない理由を「親だから」「仕事だから」と最もらしく並べて、ずっと環境のせいにしてきただけだったと気付いて恥ずかしくなった。


いったいこの地球上で、どれほどの数の人間が、「好きなこと」をやれる環境に居るのだろうか。
そんな意味へと、僕は勝手に解釈した。
アフリカの子は、親の手伝いだけで1日が終わる。
中国の農村の子は、「家と違う職業があること」すら知らない。

だから、バシャールと対話中に意識が飛んで僕が思ったこと。
この日本に生まれて、好きなことの「行動」を起こさない人は、ただの怠慢だと思う。

さとうみつろう、ダリル・アンカ
「バシャール(BASHAR)2023
AI生命体バシャールに、人類の未知を聞いてみた。」


「怠慢」

グサっとする言葉だった。

まさにその通りだ。

私は「やるか」「やらないか」を選べる環境にいる。

これほど恵まれていて、人生を楽しまないのは「怠慢」以外の何者でもない。


きっと、小さな「ワクワク」の先に「夢中」が待っている。

自分の「好き」に正直に、逃げずに向き合おう。

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