金ヶ崎の粘土-その2-
金ヶ崎の粘土、焼成してみました。
普段よく使うシンプルな透明灰釉をかけて強めに還元を。
かなり土の中の鉄分が多く、激しく歪みましたが、土の焼け、釉薬との相性がとてもよく
歪ではあるものの結構気に入った焼き上がりになりました。
も少し還元弱くするか、焼成温度を下げるかするなり徐々に調節していこうと思います。
成形の段階では、粘土は軽く密度が小さいような印象でした。
湿った状態では真っ黒に近く、素焼きでは朱色に。
蹴轆轤でひくのははそんなに難しくなく、すんなりと形にすることができました。
問題は削り。
さあ削ろうと、刃をたてるとメリメリメリっと
高台がもげてしまう。
ポロポロっと刃に多く土が取れてしまいます。
仕方なく削りを中断し、
削り出せたところまでなめしで締めて、削る
の繰り返し。
削りはもっと工夫が必要です。
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