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【日常】働かざる者でも食べられるハンバーグ。
こんばんは。怠惰女です。
突然ですが皆さん、ハンバーグは好きですか?好きですよね?
もはや世界中誰もが好きな食べ物と言えますが、細かい味の好みは流石に分かれます。
比較的美味しいと好評である静岡の人気チェーンさわやかのハンバーグでさえも、ネットの感想を見ると意外にも賛否両論です。
それはそうと、私は常々、母の作るハンバーグが世界一美味しいと誇示しています。理屈なんてありません。ただただ超美味しいから。
こればっかりは私情が入ってしまいますが、どう考えても料理の温もりが段違いです。(もちろん温度ではなく)
私は現在、地元を離れてひとり暮らしをしています。
ただここ数日の間、母が故郷から出てきて家に滞在していた為、ほとんど自炊をしない私に代わってほぼ毎食ご飯を作ってくれました。
母は母親である為に安定した生活をしています。
様々な要因があり心身ともに休まらない環境で生きている母に少しでも休んで帰ってもらいたかったのですが、そうもできないのが母の特性です。
私は甘ったるい人間なので、そんな母の特性にまんまと甘えてただただ作ってもらったご飯を食べるだけでいました。
朝は焼きおにぎり茶漬け、昼はハンバーグ、夜は鰻丼。
その大抵がサラダとスープ付き。
自分では到底作らないであろうラインナップに脱帽です。そしてどれもこれも美味しい。本当に。
そもそも私は稀に自炊をしても、母のようにめちゃくちゃ美味しい料理を作り出すことができないのです。
以前お付き合いしていた方に天津飯を作ってみたところ、最後の仕上げにかけた甘酢あんの味が全くなく、液体のりを食べているような感覚になりました。
同じく焼きおにぎりを作ろうとして、見事にお米がばらばらになり最終的に和風炒飯が出来上がったことも。(これは恐らく技術の問題ですが、多分、、、)
まあ私の料理下手な部分はどうでも良いのです。
言いたかったのは、人の作るメシは美味い、それも母のメシは。ということです。
これはあくまで主観なので、その対象が母なのか父なのか、はたまた彼氏彼女なのかは人によるでしょう。
ただ、そういった自分にとって特別な存在になりうる人間が作るご飯には、作り手が無意識に入れた旨みが少なからずあると思うのです。
そしてその特別な旨みは身近な存在の料理からしか生まれない。
この変な主観から、どんな高級フレンチよりも母の作るご飯は美味しい、ということになります。あくまで私の中では。
表現するのがかなり難しいのですが、どこか安心する温もりのある味。ぬくぬくふわふわのお布団みたいな。
これがいわゆるおふくろの味、というものなのでしょうな。
無職でもこれほど美味しいハンバーグが食べられるなんて、幸せこの上ない。
一刻も早く親孝行ができるよう、安定した生活を取り戻したい。
そう思いつつ、余分に作ってもらったハンバーグを冷凍保存しました。
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