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【日常】完全に忘れてた、数ヶ月前の気持ち。

こんばんは、怠惰女です。
2日連続なんて、ありえない快挙ですね。

実は私、さっき岡山から家に帰ってきたばっかりなんですよ。
大好きなバンドのライブに行ってきまして、あまりにもいろんな種類の感情が綯い交ぜになるものですから、その余韻の一部を書き留めるべきだと思ったんです。
鉄は熱いうちに打て、と言いますけど、今寝てしまったら、今この瞬間にある感情が失われる気がして。

ここ数日、私の心は澱み切っていました。
お金がないのが大まかな理由ではありますが、その原因になった私のどうしようもなくだらしない性質にずいぶんと落ち沈み、もうこの際人生を終わらせてしまおうか、と安易に考えるほどではあったのです。
(そんな度胸があるかどうかは置いといて)

ありとあらゆる思考を繰り返して苦しくて、心臓がどくどく脈打つのを異常に感じるくらい追い込まれた時、結局救ってくれたのは音楽でした。
今日ライブに行った、大好きなバンドの曲を何度も何度も聴いて、なんとかそんなくだらない考えから引き返すことができたのです。
だって、私の死にたい、も歌ってくれるみたいだからね。

思えば私は、ずっとそのバンドに救われてばかりです。
大袈裟かもしれないけど、おかげで今の私があるわけで、その音楽と巡り合わなかった世界線をどうしても想像できない。
出会ったのはここ1年ほどですが、そんな訳ないだろと思うくらい生活に溶け込んでいます。

そんなこんなで今日、3週間ぶりにそのバンドのライブに行きました。
もうね、あえて言う必要ないけど、本当に救われましたね。
救われるどころか、引っ張り上げてケツまで叩いてくれました。

ヴォーカルが曲間のMCで、やりたいことがあるならやってみたらいいと思うよ、って言ってたんですよ。(記憶力が乏しいのでニュアンス)
まあ言葉だけ聞いたら、凄く使い古されたものだと感じるかもしれないんですが、今の私には深く深く突き刺さったんです。

そもそも、無職生活を始めたのは変わり映えのない日常に気が狂いそうになったからで。無職生活中にわざわざMacBookを買ったのも、一度完全に諦めた音楽をやり直したかったからで。

そんな数ヶ月前の、自分に対する期待や、決断や、やる気や、行動を起こしたことに対する義務なんてとっくに忘れていたんです。
怠惰な自分の性質を治すことができず、結局何もできていなかった。
ほんと、何がしたいんでしょうね。私にも分かりません。

ただ分かったのは、やりたいことと言われれば、自然と音楽が出てくるということ。それに付随して、言葉が好きだから作詞をしたいということ。歌は下手だけど、歌うことは好きだということ。専門学校の時には、自分の歌で誰かを救いたいとおこがましく思っていたこと。今も多少思っているということ。

努力の仕方を学ばずに生きてきた弊害が、ここまで私を蝕むとは。
23年も生きてきて、今更それをどうにかすることができるとは微塵も思っていないですが、まずは何かできることから探していきます。
幸いにもMacBookはあるし、専門時代に買ったしょっっぼいキーボードと、兄に買ってもらったベースがあることですしね。いや、できることありすぎ。

私の性質上、この気持ちがいつまで持続するかは分かりませんが、
気持ちが途切れそうになったらまたあのバンドに掬い上げてもらうことにします。

どこまでいっても他人任せで嫌になるね、
でもまずは、それで生きていくことにする。


写真:多分桃太郎。多分。

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