【詩】捻くれ者
才能人が去って、
世界に嘆く声が増える。
私だったら良かったのにな。
今日も何故か生き続けている。
作られた笑顔、しょうもない飲み会。
酩酊の私、くだらない男。
どうせ数日で消える存在、
捻くれ者の私と居たい?
ひとりが好き、なんて言っときながら
寂しさ紛らわせ、街を徘徊。
どうせこんな生活なら、
くたばったほうがマシかもな。
手放せない夜の端くれで、
いつか安心してみたかった。
少しでも才能があるだろうなんて、
誇示してみたかっただけだ。
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