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即売会に出ようと思っている

先日、文芸系webマガジン「蓼食う本の虫」さんに以下の記事を掲載していただいた(ありがたや……)。

この記事にも書いているように、今年も計画に沿って文芸活動を続けている。その一つに「文フリに出店する」というものがある。

文フリには昨年の京都に初めてお客さんとして足を運んだ。それ以前は小説を書いていなかったので文フリというイベントがある…というぐらいの認識だったのだけれど、そこで手にした本がどれもみなさんプロではないのか……?ぐらいのクオリティですごくて(語彙…)憧れの場所になった。

小説の同人誌ができたら出店しようと思っていたので、4月ぐらいに文フリ大阪への参加を申し込んだ。Twitterでつながっている方はいるけれど実際にお会いした方はゼロ。しかも一人で参加。我ながらなかなか強心臓だと思う……。コロナもおさまる気配はない(というかおさまるおさまらないの問題ではなくなってきている)ので8月頭あたりに参加するか本気で悩んだ。

結果、いつもより出店者も来場者も少ないだろうから、これは初心者にとってハードルが低くなっているのでは?という謎ポジティブシンキングが頭の中で勝利し参加することにした(もちろん主催者さんの対策も十分だとメルマガを読んで判断したというのもある)。

参加するにあたって、思っていた以上にやることがあって大変だった。経費の計算、在庫の管理、紹介文の作成、お品書きや値札とかの紙モノ作成、設営の準備、SNSでの宣伝などなど。これは関係ないけれど、私は今までもこれからもweb再録しか作らない(というか作れない)ので、文フリのために本を用意されている方々になんだか申し訳ない気持ちにもなってきている。

自分の中では「本をつくる」という段階で文芸活動の終着点に達していて、文フリはその先にある。いろいろ大変だったこと以上の何かがその先にあるのか、今回参加して見てみたいなあと思っている。

読んでいただきありがとうございました。サポートしてくださると本づくりが一歩進みます。