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進路は自分で決めたことがありません。

高校受験で、人生を人に決めてもらう道の楽さを知ったワタシ
大学も就職先も、背中を押したのは母の一言でした。

運動神経だけは良く、何もしていないのに水泳大会や陸上大会の学校代表の一人に選ばれていた小学時代。保健体育のテストで、勉強もせず学年1位を取った高校時代。小学生〜高校生までの12年間、毎年リレーの選手でした。

ただ極める気持ちはなく、高校3年でも進学の意思も全くなく、自身の人生と向き合っていませんでした。そんな姿を見た母が、

「得意ならスポーツ系の大学は?」と。私はそれで大学を決めました。

大学3年の冬頃にはやってみたい仕事があったのですが、そこは新卒は雇っていない事を知り、即、諦めました。そしてマジでフリーターでいいかと思っていました。(ある意味、今、ニート。)

ただ当時から旅と空港が好き、人に関わる仕事っていいかもという安易な気持ちから、某社CAと現在仕事(弊社)を受け、両方受かりましたが、母からの「地に足つけて働いてほしい」という言葉で弊社に決めました。

それにしても、「やりたいことが分からない」のは、私の人生においてずっとあったのかもしれません。嫌なものは嫌、でもやりたいものは分からない。そんな毎日でした。今もそうかもしれません。

5、6年前、父と大げんかをしました。
「私は今まで自分で道を選んだことがない。いつも押し付けられてばかりだ!もう押し付けられるのは嫌だ!」と初めて意見をぶつけました。

父は「押し付けたことは一度もない。好き勝手やっているのはお前じゃないか」と。

マジかと。親の言う事を聞いてきたつもりが、そうではなかったこの認識のギャップたるや。この人生、どーしようと初めて思ったのです。

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