見出し画像

介護きっかけの兄弟、姉妹関係悪化は「あるある」です

私は、介護をきっかけに姉弟仲がぶっ壊れました。

私には弟がいます。介護をする時に「家族」でどうするか?を考える人が多いと思うのですが、私は弟は私と同じ思いのはず!と思ってしまったんです。

家族を一番に考えるのが当たり前(自分を犠牲にする話でなく)と疑わなかったので、弟もそうするのだろうと思っていましたが、現実は異なりました。

「俺は介護はできないよ」弟が父に言った言葉です。

は?と耳を疑いました。何なの?と。
弟は自分の家庭があります。彼には娘もいます。生活があるのはわかります。ただ、私にだって私の生活があります。当時の父はそれを役割といいました。

✴︎お前は独りだ。
✴︎子が親の面倒を見るのは当然だ。
✴︎弟には家族がいるから頼むのは申し訳ない。
✴︎お前には時間がある。

クソが!とマジで思いましたよ。私は親の奴隷じゃないんだぞと。弟のことを人情のかけらのない奴と、その時は本気で先のことまで考えました。

このように介護をきっかけに兄弟・姉妹仲が壊れる場面は本当にあります。
知り合いの弁護士さんに聞くと「よくあるんだよね〜」とあっけらかんと言うので、「介護あるある」なんでしょう。

私の知人は姉が一人いる「妹」なのですが、認知症のお母様を在宅介護していたときに、助けて欲しいと連絡をしたら「今後、一切電話をかけてこないで」と言われ、もう縁を切る事にしたそうです。他にも色々、出るわ出るわ。

世が世なら兄弟でも殺し合いをしていましたし・・・兄弟は血を分けても他人なんだなぁとその時、強く感じました。

ただ私の弟は彼なりに両親を思い、気遣い、大切に思っていたんです。咄嗟に言葉にするのが下手なのか、その事実を受け止めきれないのか、審議は分かりませんが、父と弟が会話内容を聞くとそう思います。

兄弟仲は今でも最悪です。会話が成立しません。LINEを送っても既読無視、やりとりは父経由。ただ私としては関係を修復したいんです。弟のこと、むかついても大好きですから。

また家族みんなで笑い合える日が訪れますように。。。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?