見出し画像

カツセマサヒコの虜。

"虜"とは、

1 生け捕りにした敵。捕虜。
2 ある対象に心を奪われ、離れられない思いになること。魅力に取り付かれること。


カツセさんの言葉にどんどん魅かれてしまう。
これはいわゆる、"虜"だ。

【カツセマサヒコ】
1986年東京生まれ。大学を卒業後、2009年より一般企業にて勤務。趣味で書いていたブログをきっかけに編集プロダクションに転職し、2017年4月に独立。Webライター、編集者として活動中。2020年6月11日、自身初となる小説『明け方の若者たち』(幻冬舎)を上梓。2021年7月2日、第二部作となる『夜行秘密』が発売決定している。


そんなカツセさんは、土曜日深夜26:00〜26:30に東京FMにてラジオを始めていて、マカロニえんぴつのはっとりさんやさとうもかさんをゲストにお招きして最高の時間を創り出している。

【NIGHT DIVER】
土曜日の深夜、ライター・小説家のカツセマサヒコと「東京の夜」に潜っていく30分。
注目の音楽や映画、小説といったエンタメ作品から、街に溢れる喧騒や何気ない生活音まで、 あらゆるコンテンツやカルチャーにダイブして、リスナーを「想像」と「創造」に駆り立てていく。放送楽曲もカツセ自らが「夜」をテーマにセレクト。初となるDJとしての活躍にも、こうご期待!
★ https://audee.jp/program/show/54455

カツセさんの言葉や喋り方、選曲すべてが夜に溶けたようでとても聴き心地が良い。どうしてか可愛く思えてしまうあの笑い声ですら耳心地が良く感じる。5月15日放送回のトークテーマが「五月病」とのことだったので、人生で初めて、東京fmラジオメッセージを送ってみたのだ。"迷えるえいひれ"だなんて小っ恥ずかしい名前は私しか居ない。

私にとっての「五月病」は、社会人になってからは正直たいして経験していないのだ。何故なら、年1くらいの頻度で転職をしているから。『26歳独身アラサー女』という嫌な肩書きが出来てしまった私は、このままやりたいこと興味のあることに進んで行って迷子のままでいいのかどうかをカツセさんに尋ねてみたかった。メッセージを送るだけでも自分の考えを整理できるし、良い挑戦だと思って送ってみた。まさかまさかのメッセージ読んでいただけた。以下、備忘録です。カツセさんの言葉たち。

ちょっと悩むなぁ
その場その場で生きてもいい気がする
アリとキリギリスに近い気がする
キリギリスは気ままに歌っててアリはせっせと働いてる
キリギリスは暖かい間にめっちゃ演奏してる
あの演奏のクオリティ高くなったら冬越せるくらい稼げるんちゃう?て思って

26歳独身アラサー女、
もうすぐ若さで乗り越えられない何かが来る 冬みたいな
蓄積してるスキルと楽しいぞっていう気持ちとかがなんらかのエネルギーに変わっていれば年齢を経てもそのままでいられるんじゃないかっていう気がする

ただ、なにか繋がっていくんですよね
好きなこととかやってみようということは別のことに繋がっていて、興味もどんどん出てくる。それは幸せなこと

迷ってるけど迷子のままでも良いんじゃないかな

そんな気持ちを持ちながら、大好きな曲です。
LUCKY TAPESで『MOOD』

ここまでは上手く生きてきたんだし
金も名誉もないけどさ
好きなことばっか追い掛け回して死にたい
これまでのことばかり気にしていても
誰が為にもならないし
常識を越えてみたいから
ほらまたシャワーしてグッドナイト

つまらない奴に割く時間もない
形はいつも定まらないまま
頼りない言葉が宙を舞う
楽したいだけなら浮かれてりゃいい
プライドばっか高いんじゃそこまでだろう
ほらまたわめくのさ
変わったのは服くらいで

壊れそうな想いなんていらない
誰かの好きは誰かの嫌いでさ
つまりはさっきの話だろ
行き違いばかりでもう疲れた
比べてばかりいても仕方ない
結局帰るのは同じ

ここまでは上手く生きてきたんだし
金も名誉もないけどさ
好きなことばっか追い掛け回して死にたい
これまでのことばかり気にしていても
誰が為にもならないし
常識を越えてみたいから
ほらまたシャワーしてグッドナイト

今夜街へ駆け出す味のないキャンディーを
ポケットに忍ばせきっと
このムードによっていたいよ ずっと
今夜街へ駆け出す味のないキャンディーを
ポケットに忍ばせきっと
このムードによっていたいよ ずっと

ここまでは上手く生きてきたんだし
金も名誉もないけどさ
好きなことばっか追い掛け回して死にたい
これまでのことばかり気にしていても
誰が為にもならないし
常識を越えてみたいから
ほらまたシャワーしてグッドナイト

足掻こうとする気持ちとこのままで居たいという気持ちが葛藤することを表している曲かな。

5月16日、『くれなずめ』を観て泣いた帰りradikoで遅れて聴いたカツセマサヒコの言葉に救われた日でした。
2022年のお正月、明け若映画化楽しみなので、どうにか生き抜こうと思います☺︎

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?