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ありがとう、と伝えること。


普段から何気なく「ありがとう」と言葉を発していると思います。
私は「ありがとう」の言葉が大好きです。

今日は「ありがとう」について、
異文化を感じたこと、そこからの学びについて書き記していきたいと思います。


きっかけとなった出来事は4年前のことですが、
今でも鮮明にその時のことを覚えています。


そう、あれは私がベトナムに留学していた時のこと。


日本に帰国する前に、
現地でできた友達の1人がバイクを走らせてくれました。

遠い遠いモールへと連れて行ってくれました。


朝早くからバイクを走らせ、
私がいきたがっていたモールまで連れて行ってくれました。
わざわざ申し訳ない、と思いつつもすごく嬉しかったです。


自分としては、いつも通り、
「今日は本当にありがとうね〜〜〜〜」と何回も伝えていました。


すると、帰り際に、
「It's burden for me」と言われました。


日本語に直訳すると、
「それは負担やで。」と。


理由を聞いてみると、

「私と○○(私)はもう友達でしょ?家族や友達やったら、こんなんするの当たり前やん!自分にとっての大切な人やから、色々してあげたいし、してほしい。」って教えてくれました。

なるほど。持ちつ持たれつの考えが根付いているのか、と。


ベトナムに来てからのことを思い出すと、
ホームステイ先には私より年下の高校生の女の子がいました。
彼女はなかなか「ありがとう」の言葉を口にせず、
私自身モヤモヤしてしまったことが何度かありました。


今思い返すと
あ、彼女って「ありがとう」を言わない人じゃなくて、
私のことを家族同様大切な人と認識してくれていたのかな、と思います。


当時は、簡単な感じで「めっちゃ嬉しいわ〜〜!じゃあ私も〇〇に何かしてあげられるように頑張るわな〜!」と返していたのですが、この経験は、異文化を身にしみて感じることのできた大切なきかっけでした。


どっちがいい、とかそういうのではなくて、
ありがとうをたくさん口に出すことも、
ベトナムの持ちつ持たれつの考え方もどちらも素敵です。


普段、何気なく使っている「ありがとう」、
私はこの言葉に何度も救われているので、
今後たくさん口にしていきます。

ベトナム以外で。

みなさん、ここまで読んでくださりありがとうございました^^






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