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My助産師制度とは?

My助産師制度とは

ニュージーランドでは20年前から取り入れられている制度で、妊娠したら「病院」ではなくまずは自分の妊娠・出産・産後をトータル的に切れ目なく"伴走"してくれる「支援者」を選びます。正しくはLMC(Lead Maternity Carer/マタニティ継続ケア担当責任者)とよばれ、産科医や産科の資格を持つ家庭医なども選択できますが、9割の方は助産師を選択するそうです!

日本でLMCを普及させようと活動しておられる方々がおられます。詳細はこちらを見てみてください。

My助産師制度のメリット

*妊娠24週未満の胎児死亡19%減少
 (日本では妊娠22週未満を流産という)
*早産率24%減少
*胎児期〜新生児期死亡16%減少
*機械分娩(吸引、鉗子)10%減少
*出産体験が8%ポジティブに
*出産後「また産みたい」28.4%増加
*産後うつ傾向24.9%減少
*育児不安傾向27.6%減少

このように助産師による継続ケアによって、さまざまな利点があるとわかっているため、WHOは「ポジティブな出産体験のための分娩期ケア」ガイドラインで、助産師主導の継続ケアを推奨し、NZ以外の諸外国でも、このケアシステムの導入が推進されています。

My助産師制度のデメリット

…なんと!!!!
継続ケアによるリスクなど、システマティックレビュー42項目において、劣る結果はないそうです!!

My助産師制度導入地域も

兵庫県丹波篠山市では自治体として、ニュージーランドのこの制度を取り入れているそうです。

ただニュージーランドの制度も、元を辿れば日本の産婆システムを参考にしているそうなので、わたしたちにも、身近なシステムと言えると思います。

あなたのMy助産師みつけてね!

お近くの助産院を調べたいときは

*日本助産師会の助産院マップ
*各都道府県の助産院マップ
(My助産師としてのプランがあるかは、各助産院にお問い合わせください。)
*Instagramで #My助産師

とにかく、周りの経験者よりもプロ!
ぜひあなただけの助産師さん、みつけてね!

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