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結論と補足の順序

結論を述べてから補足をする。
恋人は、私のこの話し方を英語の文法のようだと表現した。現在は結論が先に来る話し方をしているが、元の私はダラダラと序章を述べてからオチのない結論付けをしていた。

何故、結論を先に話そうという考えになったのか?

効率的で無駄なことが嫌いな性格上、人から話を聞く時はまず結論が知りたい。その上でその結論に至るまでの経緯を知りたい。
この要望を自分に反映しただけに過ぎない。
相手との会話コミュニケーションの際に、結論を知っている状態とそうでない状態では、圧倒的に前者の方が話を理解しやすいと感じている。

具体例を出してみよう。

パターン1
私は、辛いのが苦手なんだよね。
食べると舌が燃えるように熱くなるし、ヒリヒリして痛いのが嫌なの。しばらくその辛さが続いて、他の食べ物を美味しくいただけないのもつらい。

パターン2

〇〇店のカレーって辛いよね。食べると舌が燃えるように熱くなるし、ヒリヒリする。だから水を沢山飲んじゃうんだよね。その後もしばらく辛さが続いて、他の食べ物を食べても味がよくわからない。唐辛子とか辛いラーメンもそうじゃない?本格中華のお店で出てくる麻婆豆腐も辛い。
私って辛いの駄目なんだよね。


比較結果

どちらの文章も最後まで読めば何が言いたいのかわかるが、これを文章ではなく会話で聞いた際に、話が入ってきやすいのはパターン1の方だ。

パターン2を会話で聞いた場合、
結論を聞くまでは、辛いものが好きなのか嫌いなのか不明な状態で話を聞くことになる。
辛いものが好きと想定して話を聞いていた場合、
「嫌いな理由を述べていたのか。結局、どの辺りが嫌いなんだっけ?」となりかねない。

このように自身の考えをわかりやすく相手に伝えるため、私は結論を述べてから補足をするという形をとることにした。補足情報が多くなればなるほど、この話し方がいきるだろう。

出来るかぎり簡潔に伝えることを常々意識しているが、会話のコミュニケーションは誤解を与えないように補足情報が必要になる。相手に伝わる情報の解像度を上げるため、補足は多いに越したことはない。(※時と場合によるので、全ての会話コミュニケーションに該当するものでは無い。)


𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄

追記

これはあくまで私個人の勝手な思考なので、不快に感じた方や異論のある方は、「こういう考えの人もいる」という程度に流してください。


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