【感想】【分析】映画「団地」
おはようございます、Gです。
今回は藤山直美さんが主演した映画「団地」についてです。(以下、敬称略)そしてネタバレあります!ご注意!
総評 ★★☆☆☆
観る価値 ★★☆☆☆
*シナリオの勉強している人であれば★3分
役者度 ★★☆☆☆
笑い度 ★★☆☆☆
◯ 役者度(キャスティング度) ★★☆☆☆
藤山直美の力がもったいない気もする。役ドコロが平凡なおばさんでも、その歌唱力はなかなかです。一般人じゃないじゃん。
個人的にいうと、濱田マリ*ももっと弾けた使いかたがあったのではないでしょうか。斎藤工の使い方はありだとは思う。観ているうちに、舞台「散歩する侵略者」を連想してしまう。観たことないくせに。
*著者GはSOFTBALLETファンである。
◯ 観る価値 ★★☆☆☆
映画の勉強したい人向け
DVD表では、岸辺演じる藤山の夫の姿を見かけなくなった団地の人々の妄想が暴走していく主軸のようだったが、ストーリーはもう1軸ある。その1軸を主にもってこなければラストが生きなかったのではないか、と感じている。
スタンダードな映画にあきた人へ。
アヴァンギャルド傾向あり
◯ 笑える度 ★★★☆☆
個人的に、腹筋崩壊レベルを期待してたので、肩透かしだった。あえて言うなら、コメディタッチ作品であり、DVD表でうたっている「コメディ」ではない。
◯ そのほか
画がなんとなく間延びした感じ。人物の物理的配置がフラットだから? 映画監督やったことないくせに言う。ただ、これは団地という特徴をうまく使っているのかもしれない。
あくまで映画なので、シンプルに1本の筋道メッセージ性があればいいのに。ただ、単純な旦那が死んだんじゃないかという噂だけ持たない。そのため、宇宙が出てきちゃったような気がする。
噂話と偏見から生じた物語、コメディとして書きききってほしかった。
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