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USCMA 試験会場での注意点

はじめて試験場に行く方のために、会場の雰囲気、そして失敗した経験などを記載しました。


1. 試験会場

東京ですと御茶ノ水にあるPrometric Centerになります。私は2回も試験に落ちたので、計4回ここに行きました。写真が載っていますので以下のリンクを参考にしてください。

会場には30分前につくようにし、早めについてしまったら1階にあるカフェかカフェ前にあるソファーで時間を潰せます。20分前についたこともあれば40分前についたこともありますが、試験は一斉開始ではなく、個人個人違うのであまりここは神経質になる必要はないです。でも1時間前につくのは早すぎだと思います。

この時間に受付に到着すると、長蛇の列ができているはずですので、並びます(試験開始時間が迫っていても心配しないでください)。ここでCPAかCMAか、どっちの試験か聞かれるのでCMAと答えます。

体感9割がCPAでほとんどCMAの受講者はいない事に気が付きます。
本人確認が完了(パスポートでOK)したら、番号の書かれた札をもらえるので、これをもってロッカーのある待合室に移動します。

2. 待合室

待合室についたら、鍵のついているロッカーに荷物をしまって鍵をかけます。この時ポケットに何も入れていない状態にしますので、時計やハンカチも入れてください。電卓を持ってきていたら、それは番号札と一緒に手元にもっておいてください。

番号を呼ばれるまでソファーで待ちます。
呼ばれるまでロッカーの出し入れはできますので、必要であれば勉強してください。大半の人は何も持たず待っているだけです。

3. 持ち物検査

手、ポケットの中と袖になにもないことを確認されます。30秒ほどで終了します。

4. 入室前確認

入室前に写真撮影と、入室時刻の記入とサインを求められます。ここで電卓を持ってきていれば電卓の確認も行われます(IMAハンドブックの要件を満たしたものかどうか)。私のBAⅡ電卓はハンドブック載っているものですが職員さんによっては追加確認が入る事がありました。

入室前確認と同時にメモ紙とえんぴつを渡されます。パスポートも持ったままです。

5. 入室~試験開始

パーテーションのついた指定の座席に直接案内されます。雰囲気ですが、すでに試験を開始している受講生がまわりにいますので、カタカタと乾いたキーボードの音が聞こえたり、咳が聞こえたりと、独特の雰囲気です。

座ったらパソコン操作の簡単な説明を受けます。デスクには分厚いヘッドホンも用意されています。

パソコンで着席ボタンを押すと、画面が切り替わりExamの回答方法など技術的な説明が時間制限付きで開始します(緊張しますが、大丈夫。まだ始まってません。)。ここは、もし事前にBecker演習ソフトで勉強していれば、全く同じ内容なので説明の部分で神経質になる必要はありません。

時間制限内の好きなタイミングで試験開始ボタンをクリックできます。このタイミングが大切で、説明をさらっと読んだら制限時間になるギリギリまで、急いで暗記してきた等式をもらった紙に書き起こしましょう。特にPart2はこれが重要で、星の数程あるFinancial Ratioを紙に書いてしまいましょう(書くのも事前に考えておきましょう)。

あと、ここで言い忘れましたがトイレは試験前に行っておいてください
4時間出れません。出たら時間を失います。部屋が寒かったので、私は〇を漏らすか、試験を打ち漏らすかの選択で苦悩しました。

6. 試験開始

試験開始ボタンを押します。もっとも緊張する瞬間です。
押した瞬間、制限時間がカウントされはじめます。この時画面に3時間と表示されますが、これはマルチプルチョイス用です(エッセイに移ったら追加で1時間もらえます)。

そして第一問、緊張の一瞬です。わたしは一問目から分かりませんでした。この瞬間ゾっとしたのを覚えています。マウスを持つ手が震えながら、一問目を飛ばして二問目に移ります。このプレッシャーが分かりますか?2年もかけて勉強してきて一問目が分からないんですよ、貧血になります。

そして二問目、問題文が長い、計算式です。5分は掛かりそうです。これも飛ばしました。あ、もう落ちたな、やっぱり無理だったんだ・・、不合格が脳裏に映ります。

三問目、簡単。四問目、簡単、ご問目、簡単、と続いていき、100問のうち70問は簡単でした。

つまり最初つまづいたら、緊張しますが全体としてみたら難しくはなかったので、そんなに心配する必要はなかったようです。

7. 試験中盤

中盤になると時間とのにらめっこになります。100問を3時間で解くという事ですが3時間フルで使う事はお勧めできません。この3時間のあとにエッセイが1時間あるのですが、3時間のうち少しでも時間を余らすことができればエッセイにその分引継ぎができます。

実際1時間でエッセイは相当キツイですから、2時間半でマルチプルチョイスは終わらせましょう。2時間半なので150minです。ですから、150min÷100問で1問当たり1.5min = 90秒です。10問あたり15minです。

お勧めは、この90秒を念頭に置きつつ、10問経過、30問経過、50問経過とそれぞれの区切りのいいところで残り時間ターゲットを事前に決めておいてください。90秒なので10問目で、15min、つまり制限時間を見ると02:45になっているはずです。これをするのとしないのとでは精神の安定度が変わります。

なぜかというと、残り時間と問題数の進捗がすぐに出ないためです(03:00からどんどん減っていく)。また、1問90秒と書きましたが、20秒で終わる問題も多々ありますし、逆に2~3minかかってしまう問題も結果として出てきます。ですから、全体のバランスを知るためにこの残り時間ターゲットは大事です。

8. 試験後半

試験後半になるとエッセイに移ります。エッセイに移りますか?と表示されるのではいを押すと、追加で1時間がもらえます。マルチプルチョイスで30分引き継いでいたら残り時間が1時間30分です。

このエッセイに移る瞬間、マルチプルチョイスで50%に達成していないとそこで終了になるようです(私は経験していないのでどんな絶望感になるかはわかりません)。このエッセイに移るボタンが試験中2番目に緊張するポイントでした。

9. 試験終了

エッセイを終了すると、最後にアンケート (試験環境は良かったかとか)を画面で選んでいきます。ここで良いことをたくさん書いても私は落ちましたので、試験には関係ありません。

ここで無事終了です。

10. 退出

退出したら入室前確認の場所に自分で移動し、入室時に借りていたメモ紙とえんぴつを返却します。この時に退出時間とサインを記入します。

11. 感想

私は、Part1を2回、Part2を2回、合計4回受けています。退出の瞬間に、自分が受かったか落ちたかどうか、これは感覚的に分かっており実際の合否結果もその通りでした。

いけていたという感覚があれば、美味しいものでも食べて帰ってください。
できなかったという感覚があっても、美味しいものでも食べて帰ってください。

お疲れ様でした。

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