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外人上司から詰められたときに使う英語(中級編)

こんにちは。くうやです。さて初級編では、怒っている上司からの”詰め”は抱擁が大切という事を学びました。しかし、所詮は小手先。本当に使える英語はここからです。多少冗談を含みます。


前提となる場面 (チームミーティング)

ここからは応用編です。あなたが詰められている場面は、同じ組織のみなさんが集まるチームミーティングとしましょう。そこであなたが名指しされ、業務に関する難しい質問をされます。答えは分かりません。どうやって切り抜けていきましょう。上司だけでなく、あなたの同僚もあなたの発言を見ています。

中級編:ありがとうございます

"Thank you for pointing out" (ご指摘感謝)
"Thank you for that" (それはそれはありがとうございます)

まずは落ち着いて、感謝から入ります。
質問された内容の答えはこの発言中に考えます。
間違っても分かりませんとは言いません。アホっぽくなります。

中級編:オフラインで話しましょう

"Let me talk to you offline"
個別に1対1で話しましょう。なぜなら。

"Since this may includes confidencial information"
コンフィデンシャルな情報があるかもしれない。

そう。こんな人がたくさんいるところではなくて二人っきりで話しましょうよ。二人だけのヒ・ミ・ツ♡。もとい、

私は高い倫理観と専門性に基づき、秘匿事項に関しては大多数の前で話す事は得策でない事を分かっています。(本当は答えが分からんだけだ・・)

例えば、難しい質問というのが
「経費予算を大幅に超過している、その理由を教えろ」だとしませんか。

そんで、あなたはたぶん経理担当者です。あなたの回答はこうです:
「これは〇〇さんの税金に関連した事象による可能性があり、ひいてはプライベートにかかわる内容となるため、この場で皆さんがいる場では共有は適切ではなく、控えたいと考えています」「〇〇さんというのは、(じーっと
外人上司の目を見つめる。そうおまえのことだー。)」

みたいな回答です。
ここまで言ってさらに詰めてきたら、その上司が周りからアホに見えます。
頭の良い上司なら、すぐにピンときます。

ちなみにあなたの言った内容が本当にコンフィデンシャルな内容なのか
税金が関係するのかというのは全然関係ありません。
あとでゆっくり調べてください。会議が終ったら誰も覚えていません。

安全を期して親切心で言っただけなんですから、実際コンフィデンシャルじゃなかったらそれはそれでよかったよかった。めでたしめでたし・・?
周りの同僚に対しても、自分の優秀さをアピールできました。

中級編:みんなで考えましょう

"Let us have a brainstorm" (みんなでアイデアだそうよ)

まず仕込みとして、この発言をするまえにあなたに与えられた質問があなただけではなくチームや組織全体に関連するように印象操作をしてください。そのうえで、これはみんなで力を合わせて答えを見つけるチャレンジであると断定します。

あとは、みんなで考えましょう。
ここはチームミーティングです、三人集まれば文殊の杖、みなさんで答えとか課題とかを見付けましょう。

できない?ダメ?

分かりました。では私がこの与えられたチャレンジを解消するべくリードしていきます。(力強いリーダーシップの発揮)。

"Let me tackle on the challenge". (私がこの問題にタックルしていく)
みなさんで考えるべき話をあなたが主体性をもって、解決していく。
答えを見つけていく。これは7つの習慣でも学びました。

よっ!リーダー!。

しかしシーンとする会議室。答えになる答えをしていない、どうしよう。
そこで。

中級編:わたしは学び続ける

"Learning curve"
(ラーニングカーブ、学習曲線)

あなたの質問に対して、私は感謝を伝え、みんなで考える余地を与え、私自身がリードを取る主体性を見せました。しかしそういえば回答はできていなかったので、回答しましょう。

ただわたしはラーニングカーブの過程にいるんです。
ラーニングカーブというのは学習曲線とも呼ばれていて、勉強の最初の方はゆっくりなペースだけど、後の方は急速かつ飛躍的に効率があがるという用語です。

つまり、わたしはこのカーブの中にいるので今はこの場では答えを提示できませんが、学び続けているのです。という事をアピールし、後で回答しますと補足します。

ラーニングカーブという言葉は専門用語なので、優秀さをアピールできますし且つ、これからさらに急速に高みに上っていくというポジティブさを強調できます。学びの過程にある人間は、これ以上詰められる事はありません。これ以上詰めたら、上司としての資質を同僚たちが疑うでしょう。

結びに

いろいろと述べてきましたが、上司からの質問というのはとらえ方次第で気持ちが大きく変わります。「分かりません」「確認します」とネガティブな事だけを言うのではなく、このように自らの主体性を存分に発揮できる良い機会でもあるのです。

ありがとうございました。
上級編はこちらです:


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