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【必読】自律神経 知っておいて本当によかった

養生研究家『くすしのさっさ』です。

『自律神経』
無意識下で
カラダを最適に
整えてくれる神経

健康の学びで
『必ず』出てきますよね。

今回は
『自律神経 
 知っておいて本当によかった』

ということで、

何より大切で
わかっているようで
わからない

自分の心とカラダの
しくみの一つ
『自律神経』について。

セルフケアに
欠かせない
『カラダの声を聴く基本』が
身につく内容です。

「健康でいたい。
 そのためにも学びたい。」

「家族の健康、
 守れる知識を身につけたい。」

「頑張り屋さん、緊張屋さん」

ぜひ、
一緒に考えましょう。

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「困った」からはじまる

皆さん、
カラダの不調って
「困ったなぁ」から
はじまることが多いです。

困るということは
『思うようにならない』
『思ってもみない』
ことが起こったわけです。

自律神経は
無意識下
カラダを最適に
『整え』ようと
はたらいています。

心臓に
「止まれ〜」と
命令しても
止まりません。

吹き出した汗に
「止まれ〜」と
願っても、焦っても
余計流れます。

これが
自律神経の基本
『無意識下ではたらく』
ということです。

同時に
『意識的に
 コントロールが難しい』

といえます。



刺激に反応すること

わたしたち生命体は
あらゆる刺激に反応することで
生命活動を営んでいます。

むしろ、
生きるということは
刺激にどう反応するか

であります。

汗をかくには
汗をかくことが必要な
『刺激があった』
というわけですね。

その刺激を
受け取るのが
自律神経。



2つの神経

自律神経を語る上で
絶対覚えて欲しいのが

『交感神経』と
『副交感神経』です。

ある刺激に対して
それぞれが真逆の反応を
カラダに伝える
『スイッチ』の役割。

交感神経
緊張・興奮・逃走の
刺激に対するスイッチ
副交感神経
リラックス・休息・消化の
刺激に対するスイッチ

どちらも
スイッチが入ることで
その刺激に
『最も適した状態』に
カラダを適応させます。



自律神経の実力

さて、
自律神経は
無意識下で
さまざまな刺激に対して
カラダを最適化
してくれている。

カラダのどこを
どんなふうに
『最適化』
しているのでしょう。

自律神経が関与する
カラダの最適化

主に『内臓』と『血管』

血液の巡り、免疫のはたらき、
呼吸、体温調節
消化活動、生殖活動などに影響

そうです。

ほとんど全ての
生命活動に
関与しているんです。

60兆個あると
言われている細胞の
『新陳代謝』を促し
免疫力を保つ。

状況ごとに
最適な呼吸。

食べたものを
消化
吸収
代謝させ
排泄する流れ
消化活動。

子供を育み
次世代に
生命をつなぐ
心とカラダ。

無意識で
24時間
素晴らしいはたらきを
してくれています。


では具体的に
臓器や血管の
『反応』を
みていきましょう。



交感神経のはたらき

緊張と興奮、逃走の
交感神経スイッチが入ると

交感神経の反応
✔︎涙腺  閉じる
✔︎瞳孔  広がり、遠くが見えやすい
✔︎唾液腺 粘り気のある唾液分泌
✔︎気管支 広がる
✔︎心臓  心拍数増える
✔︎血圧  上がる
✔︎胃腸  動かない
✔︎膀胱  排尿困難
✔︎立毛筋 縮む 鳥肌
✔︎汗腺  汗が出る
✔︎呼吸  速く吸いやすい

人前で話をする時の
「ドキドキ」

大好きな人とデートする
「ワクワク」

スポーツの
「全力、おりゃ〜」

嫌いな人から逃げる
「イヤイヤ」

カラダは
交感神経が
強くはたらく状態。

『交感神経優位』
と表現します。



副交感神経のはたらき

リラックスと休息、消化の
副交感神経スイッチが入ると

副交感神経の反応
✔︎涙腺  涙が出る
✔︎瞳孔  縮み、近くが見えやすい
✔︎唾液腺 さらさらな唾液が分泌
✔︎気管支 狭くなる
✔︎心臓  心拍数減る
✔︎血圧  下がる
✔︎胃腸  活発に消化活動
✔︎膀胱  排尿、排便を促す
✔︎呼吸  ゆっくり吐きやすい

大自然につつまれて
「あ〜生き返る」

気を遣わない仲間と
まったりカフェ
「居心地最高。」

美味しいご飯で
お腹いっぱい
「とろんと眠い」

ぐっすり睡眠中
「細胞の修復、回復タイム」

カラダは
副交感神経が
強くはたらく状態

『副交感神経優位』
と表現します。



乱れるとやっかい

はい。
それぞれ特徴的な
交感神経と
副交感神経。

この2つの神経が
血管や臓器に
絡みつくように
全身に存在しています。

ひとつの臓器や器官に
2つの神経があり
どちらが『優位』かで
どちら寄りのカラダか
決まることを
自律神経の『二重支配』
といいます。

いくつかは片方だけが
絡みついて支配しています。
『単独支配』といいます。


公園の
ギッタンバッタン
シーソーのように

交感神経優位と
副交感神経優位とを
繰り返しながら

『バランス』を
とっています。

行きすぎない
バランスを取ろうとする
性質のことを
『恒常性』または
『ホメオスタシス』
いいます。

つまり、
自律神経とは
『無意識下でカラダの
恒常性を発揮させる神経』
であると言えますね。

4人の家族だって
まとめるのは大変。
60兆個の細胞が
好き勝手しだしたら……

しかも
意識的に
コントロールもできない……

自律神経失調症は
万病のもとに
なっている理由です。



整え方のきほん

無意識下に
意識的に
影響を与えられるのが
『呼吸』です。

【簡単】自律神経整え呼吸
①8つ吐く(吐ききるつもりで)
②4つ止める
③4つ吸う(勝手に空気が入ってくる)

①から③を3回続ける。
気づいた時、寝る前でOK

今回はこの呼吸法だけ
覚えてやってみてください。

交感神経優位の時は
吐くことが難しく感じます。

また整え方や呼吸法も
詳しくは
noteにしていきますね!



まとめ

単細胞の生命体だったぼくらが
60兆個もの多細胞生物として
生命活動を営んでいるのは
まさに
『自律神経のおかげ』
なんですね。

自律神経まとめ
✔︎自律神経は無意識下で
 カラダを状況に適応させる。

✔︎交感神経と副交感神経は
 真逆の性質を持つ。

✔︎交感神経は
 緊張、興奮、逃走のスイッチ

✔︎副交感神経は
 リラックス、休息、消化のスイッチ

✔︎2つの神経が
 シーソーのようにバランスをとって
 恒常性を維持している。

✔︎無意識下だからこそ
 乱れるとやっかい

✔︎意識的に整えるには
 腹式呼吸がベスト

✔︎恒常性は
 長期の悪習慣で乱れる。

✔︎健康習慣を
 ひとつずつ当たり前に。

このくらい
『自律神経』のことが
掴めていると

自分のカラダに
起きていること

ご家族のカラダに
起きていること

想像する土台のひとつに
なると思います。

そして、
くすりに頼らない
アラフォーライフは
『自律神経の整え』がキモです。

一緒に
あーだこーだ
考えていきましょう。


それでは
未病段階での
セルフケアを大切に。

@011

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