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積乱雲読#04『超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません』(甲斐田紫乃)

「積乱雲読」というのは僕が勝手に作った言葉で、「積読」と「乱読」の合体版である。小説、エッセイ、詩歌、ミステリ、少年漫画、BLなど、ジャンルも問わず、買い漁ったまま積んでおいた本が沢山あったので、今年こそいろいろ読むぞとの決意のもと、読みまくっているというものであります。

今回は、『超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません』(甲斐田紫乃)を読みました。ジャンルとしては、軽めのミステリというところでしょうか。

萌貴は「人に言えない超能力」を持っている。
それは、「1日に3回、指の先から、小さじ1杯分くらいの水を出すことができる」というもの。

その萌貴は、大富豪である曾祖父の遺産相続の話し合いに参加するため、曾祖父の別荘であった孤島の館に父と共に向かう。

館についた後、曾祖父の遺言状が忽然と消え、さらには遺言状の開封のために招かれていた弁護士も失踪…

果たして、この事件の真相は?
そして、萌貴とその一族の運命は?

という感じの本です。
ミステリって、当たり前だけど極端にネタバレに気を使うので、感想や紹介って書きにくいですね。

とはいえ、実は僕がこの本を知ったきっかけが、ビブリオバトルなんです。
高校生のビブリオバトルに運営側として携わった時、女子生徒さんがこの本を上手に紹介していたんです。それを聞いていて、読んでみたいと思って購入して、この度無事に読了したというわけです。本当に彼女に感謝です。



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